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日本CM協会、全国で講習会を開催

日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会、近江隆会長)は 18日と19日の2日間にわたり、大阪市中央区の大阪府建築健康保険会館で「C M講習会」を開催した。この講習会は、コンストラクション・マネジャー(C Mr)をめざす人やこれまでの技術・知識を生かし、職域を広げたい人などを 対象に昨年初めて開催。2年目となる今年は、すでに仙台や東京(2回)など 4会場で開かれており、今回の大阪が最後となる。大阪会場での2日間の講習 会には、設計事務所やコンサルタント会社の関係者ら約20人が受講し、それぞ れ講師の話に熱心に聞き入っていた。
《概要や業務について学ぶ》  このうち、初日の18日には、まず京都大学助教授(国際融合創造センター)で、日本CM協会関西支部の金 多隆副支部長を講師として、同協会発行の「CMガイドブック」をテキストにCMの全体概要などについてわ かりやすく紹介した。この中で金多氏は、一般原則としてCM方式はこれまでの制度を否定するものではな く、発注方式の1つの選択肢であり、設計者や工事監理者、施工者とは独立した立場であると説明。そして、 全体をうまく調整して初期の目的に向かって円滑に事を運ぶことがマネジメントであり、発注者の立場でプロ ジェクトを一貫してマネジメントするCMサービスを提供するのがCMrの役割との基本的原則を示した。 1日目はこのほか、CMの業務として全体構成、基本計画段階、設計段階、工事発注段階について、タウ・プ ロジェクトマネジメンツの高塚哲治氏らを講師として話が進められた。 また、2日目には同じくCMの業務として工事・工事後段階、共通業務について、オーバーシーズ・ベクテ ル・インコーポレーテッドの宮崎丈彦氏らがテキストを基に説明した。そのほか、講習会の最後には京都大学 大学院の古阪秀三助教授らを迎え、CMに関する問題解決手法についての質疑応答やフリーディスカッション が行われた。
2006年02月24日
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