掛谷工務店、「労働火災ゼロ」の誓い

（株）掛谷工務店（掛谷建郎代表取締役社長）と同社安全衛生協力会（山田國 夫会長）は23日、茨木市立男女共生センターで、第33回「労働災害防止推進大 会」を開催した。大会に参加した掛谷社長はじめ社員、協力会社代表ら約200 人は、「安全はすべてに優先する」の精神のもと、労働災害のゼロ達成を誓い 合った。 物故者に対する黙祷が捧げられた後、開会。冒頭、掛谷社長が挨拶に立った。 掛谷社長は力強い口調で、「労働災害は減少してきている。それは偶然ではな く、日常から現場に携わる者が安全活動に対する取り組みをしっかりやってき たから。大会を機に気持ちを新たに安全活動を見つめていきたい」といい、 「労働災害ゼロをめざして頑張ろう」と呼びかけた。 次いで、山田会長が「労働災害は起きるものではなく、起こすもの。家族を大 切に想う気持ちを持ち、快適な職場づくりに努めてほしい」と注意を促し、さ らに「大会を機に労働災害の撲滅という目標達成に向けて掛谷工務店と青年部 会が一丸となって安全活動に取り組もう」と力を込めた。 【写真上：約200人が参加した大会】 【写真下：掛谷社長】
来賓挨拶では、森直胤茨木労働基準監督署長、片山富雄（株）ハザマ取締役常務執行役員大阪支店長が祝辞を 述べた。他に、井上千代志清水建設（株）大阪支店安全環境部長、米澤秀暢鹿島（株）関西支店建築部建築工 事管理グループ長、松尾清務前田建設工業（株）関西支店建築部部長、船倉士朗東急建設（株）大阪支店建築 部工事部長らが参加した。 　この後、同社社長賞や協力会会長賞など各表彰式、夏見欣也前建災防安全衛生管理士による特別講演、大会 宣言などが行われた。
2006年06月29日