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日本下水道協会、日本最大規模の「下水道展2006大阪」きょうから

  下水道への関心 最新の下水道技術・機械・情報を提供            大林組、鹿島ら大手ゼネコンも出展        写真は開会式でのテープカット (社)日本下水道協会(会長=篠田昭新潟市長)は25日から28日までの4日 間、大阪市住之江区のインテックス大阪で、日本最大規模を誇る「下水道展2 006大阪」を開催している。
展示会は1.180小間で構成され、332社・団体が、下水道に関する設計・測量機器や建設、管路資材、下水処 理、維持管理、排水設備などの最新の技術や機械を展示し、話題を提供している。25日は現地で開会式が盛 大に開催された。    開会式ではまず、主催者を代表して篠田会長が、「都市水害が大きくクローズアップされている昨今、水害 防止のために下水道対策を着実に進める必要がある。下水道は目に見えないもの、世間の理解も乏しいと感じ ている。しかし、合流式の改善等、下水道整備は喫緊の課題だ。下水道の必要性を国民に広めるといった行為 を我々が自覚して責任を持って取り組み、国の豊かな暮らしの土台づくりに努めたい」と話した。また、「こ の展示会が力強く一歩を踏み出すための大きな力になることを願う」と挨拶した。    来賓挨拶では、北側一雄国土交通大臣の祝辞を、江藤隆国土交通省都市・地域整備局下水道部長が代読し た。江藤部長は「下水道は国民の暮らしの中で様々な役割を担うもの。下水道の普及率は全国平均で68.1%。 人口5万人未満の地域では未だ36.3%と低く、約2,500万人が下水道を使用できない状況であり、整備が急が れている。下水道事業への一層のご支援をお願いしたい」とする祝辞を披露した。    次いで開催地を代表して関淳一大阪市長のメッセージを、井越將之助役が「大阪での開催は誠に意義深いこ と。大阪市では明治初期から下水道事業に着手してきた。近年ではアメニティ対策を事業の基本に快適で安 全、安心な水辺空間づくりに取り組んでいる。大阪市としても、美しい水の都大阪として次代に継承できるよ う各種の事業推進を確実に進めている」と代読した。さらに賛助会員を代表して、同協会参与会会長の幡掛大 輔?クボタ代表取締役社長が挨拶に立ち、「賛助会員は下水道技術の研究と開発、確かな製品の提供に力を注 ぎたい」と力を込めた。    この後、篠田会長、江藤下水道部長、井越助役、幡掛参与会会長ら5氏の手により、テープカットが行わ れ、出席者一同、下水道展の開会を喜び合った。    展示会は多面的で多角的な下水道事業の展開を目的に過去18回にわたって全国で実施されてきたもので、大 阪での開催は6年ぶり4回目。初日は下水道事業に関連する行政・自治体関係者、専門家、コンサルタント、 建設業者、下水道関連企業、一般から多くの来場者が詰めかけた。来場者は各企業や団体が提供する最新の技 術・機械機器、特別講演会やバイオ天然ガス車試乗会などに大きな関心を寄せていた。    大林組、鹿島、清水建設、大成建設など大手ゼネコン各社も揃って参加し、各社の技術を紹介している。 (ゼネコン各社のブース紹介は次号掲載)。  
2006年07月25日
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