大阪府公契連の研修会
全体会議に引き続き行われた研修会では、初めに挨拶に立った大阪府契約局の西村寛優・総務課参事が、「近 年では不当要求行為など行政が反社会的勢力の標的となってきている」とし、最近の事例を上げながら「対応 を誤れば行政側が加害者にもなり、社会的批判を受けることになる」と問題点を指摘。このため、「対応は火 事と同じで初期の的確な対応が重要。それを研修会を通して皆で考え、少しでも強い組織づくりに役立ててほ しい」と研修会の成果に期待を寄せた。 今回の研修会は、「不当要求及び暴力団の排除について」をテーマに、講演と実技などが行われた。講演で は、弁護士の菅原英博氏が「行政対象暴力とその法律問題について」を講演。次いで府契約局の担当者による 「大阪府の契約から暴力団等を排除するシステム」についての説明に続き、府と大阪市の職員による「不当要 求に対する実演講習」が行われた。
2006年12月06日
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