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日本建築協会の主催、第53回工高生デザインコンクール

 10作品が入選  (社)日本建築協会(佐野吉彦会長)の主催による「533回工高生デザインコンクール表彰式」が10日、大 阪市中央区のOMMビルで関係者ら約30人が出席して開催され、最優秀賞をはじめとする10人の入選者に賞 状と賞牌が贈られた。このコンクールは、1955年から工業高校生の建築設計技能の向上を目的として毎年行 われているもので、53回目となる今年は「こども園」を課題に、全国の130校から139点の応募作品が寄せら れた。 この中から、15人の審査委員(林浩二委員長)による四次まで行われた厳正な審査の結果、10作品が入選と なり、このうち最優秀賞は福嶋祥子さん(大阪市立工芸高校3年)の「これからのこども園 見たり見られ たり 」に決定した。 また、優秀賞は白川いずみさん・中澤綾さん(山梨県立甲府工業高校3年)の「ブドウ棚下のこどもエンガ ワ」と、田中侑さん(大阪市立工芸高校3年)の「郷育源場」の2作品が選ばれた。 表彰式では、主催者を代表して日本建築協会の山形政昭・教育委員長(大阪芸術大学建築学科・大学院芸術 研究科教授)が挨拶し、受賞者に祝福のことばを述べた後で「建築は社会の中で重要な役割を果たすだけで なく、文化や歴史も担っている分野です。皆さんも今回の受賞を心にとどめ、さらに研鑽し、社会活動にも 積極的に参加してください」と今後一層の活躍に期待を込めた。 引き続き、林審査委員長が審査の経過報告をし、この中で最優秀賞に選ばれた福嶋さの作品について、既存 建物の改修として柱列をうまく残していることや新旧の対比、平面計画などが高く評価されたことを紹介し た。 この後、表彰式へと移り、それぞれの受賞者に山形教育委員長から賞状と賞牌が贈られた。また、会場内に は入選作品が展示され、出席者は熱心に見て回っていた。

2007年11月15日
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