高校建築研究会に教材用ＣＤを贈呈 大阪府建設業振興策研究会

大阪府建設業振興策研究会（大阪府並びに在阪建設業五団体で構成）では、 建築系高校生向けの教材として作成したＣＤ「Ｗｈａｔｓ建設業？」を13 日、建築系学科を有する工業高校らで構成する大阪府立工業・工科高等学校 建築研究会に贈呈した。これは、建設工事現場の状況や建築技術者・技能者 らの役割、作業内容などを、パワーポイントで解りやすく紹介するもので、 授業をサポートする教材として、振興策研究会が作成。作成にあたっては、 府内の工業高校ら七校から協力を得ている。 　 内容は、建設業の説明から着工から完成までの各段階、技術者・技能者の仕 事、建設現場の１日などで構成され、これを概要・詳細・全体の三コースに 分け、それぞれ選択可能としたほか、画面に説明文などが付くアニメーショ ン設定など、使い分けが可能とした。 贈呈は、今宮工業・工科高校で開催された建築研究会の研修会席上で行われ たもの。初めに振興策研究会の委員長である大阪府住宅まちづくり部の吉田 敏昭技監が、「振興策研究会の課題のひとに人材確保と育成があり、若者の 入職促進と業界イメージアップの取り組みとして、現場の実態を知ってもら うためにＣＤを作成した」とし、作成への協力に謝辞を述べた。この後、吉 田技監から、建築研究会の会長を務める山脇正隆・今宮工業・工科高校校長 にＣＤが手渡された。

2008年03月18日