阪神高速・稲荷山トンネルが開通 開通式典と記念イベント開く
続く来賓祝辞では、山田知事が、トンネルの開通により京都南部から学研都市が結ばれ、「関西の未来を作 り上げていく地域で高速道路ネットワーク形成が鍵となる。将来の京都の発展のためにもネットワークを作 り上げていきたい」とし、布村局長も、「歴史と伝統、先端産業の立地が京都の力となり、トンネルによる 道路ネットワーク形成は関西全体の上でも大きな意味がある」とし、今後も着実な道路整備に取り組んでい くとした。 この後、阪神高速の南荘淳・京都建設部長と馬場茂・伏見工事事務所長による工事経過報告や山科・鴨川東 の地元小学生代表による記念樹交換、出席者による万歳三唱などが行われた。 開通式典に引き続き10時からは記念イベントとして鴨川と山科の両側坑口からトンネルウォークが行われ た。ウォークに先立ち、鴨川東料金所前でブラスバンド演奏や地元小学生児童らによる風船放天などのセレ モニーが行われた後、親子や家族連れなど約9,000人が参加し、記念撮影などを行いながらウォークを楽しん だ。
2008年06月04日
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