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神戸・中山手地区再開発、超高層の複合ビル建設

神戸・中山手地区再開発、超高層の複合ビル建設 神戸市中央区の中山手地区市街地再開発組合(麦兆良理事長)が計画を進めて いた市街地再開発事業「トア山手プロジェクト」の建築本体工事の安全祈願祭 並びに起工式が12月14日、現地で執り行われた。超高層と高層の再開発ビルを 建設するもので、地元権利者並びに組合、工事関係者らが出席して工事の無事 安全を祈願した。施工は大成・森特定JVが担当し、平成19年から20年の竣工 を予定している。
トア山手プロジェクトが着工、2008年に完成予定 《大成・森特定JVが担当》 安全祈願祭では、厳かに神事が進む中、地鎮の儀では環境再開発研究所の白國高弘・代表取締役が鎌を、麦理 事長が鍬を、大成建設の藤原義弘・都市開発本部長が鍬を振るった。その後、関係者が神前に玉串を捧げ、工 事の無事・安全を祈願した。 引き続き行われた起工式で麦理事長は、組合設立から着工までの関係者の取り組みに謝辞を述べながら、「工 事完成まで組合員一同が手を携え、一致団結して、新しいまちづくりを進めていこう」と挨拶、一層の理解と 協力を呼びかけた。 トア山手プロジェクトは、三宮地区と北野地区をつなぐトアロードと交差する山手幹線の南西にあたる中山手 通3丁目及び下山手通3丁目の一部約1haが対象。 同地区では、平成2年11月に準備組合を設立。その後、震災を乗り越えながら活動を続け、同15年の都市計画 決定を受け、昨年9月には兵庫県から組合設立認可を受けて準備を進めていた。権利者数は187人(借家人含 む)で、住友商事とリクルートコスモスが組合として参加している。 事業では、「海に、山に、未来に手がとどく・・トア山手」をキャッチフレーズに、トアロードの国際性と華 僑の歴史性を活かしたデザインとし、都心に相応しい賑わいを演出、ランドマークとしての超高層棟と、南側 に高層棟を整備する。 計画では、住宅と店舗・業務施設を併設した複合超高層棟を建設する街区1と同じく高層棟の街区2及び公園 (名称・トア公園)約1,000?等を整備する。 超高層棟は、敷地面積5,147.68?に、RC一部S造地下1階地上35階建て塔屋1階、延床面積3万5,612.06? の規模。住宅263戸をはじめ店舗・業務施設等を整備。 高層棟は、1,440.79?の敷地にRC造地下1階地上13階建て塔屋1階、延床面積8,792.62?で、住宅92戸(ワ ンルーム34戸含む)と店舗・業務施設で構成。 設計は、建築・設備を東急設計コンサルタント、構造設計を平田建築構造研究所、総合設計は環境再開発研究 所が、施工は大成・森特定JVがそれぞれ担当。街区2は平成19年7月、街区1は同20年7月の竣工を予定し ている。
2006年01月01日
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