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市自然史博本館一部リニューアル

大阪市立自然史博物館本館、一部をリニューアルオープン 大阪市立自然史博物館(東住吉区、山西良平館長)が、今年1月から改修工事 を進めていた本館の一部(約500?)がこのほど完成し、1日に現地でオープ ニングセレモニーが盛大に開催された。乃村工芸社の改修施工で一部を一新 し、生まれ変わった本館は「大阪も、大自然と隣り合わせ」というメッセージ を伝えている。 《市民の親しみやすさを意識》 博物館は地下鉄御堂筋線・長居駅から東へ800m。見どころは本館横のポーチ に天井から吊るされた全長19mの「ナガスクジラ」(全身骨格標本)と館内の 「ヤベオオツノジカ」。ともに最新の化石資料等に基づき復元し展示された。 他に館内では自然保護、自然観察という観点から「大阪の、人と自然」の歴史 などを3つのテーマに分けて紹介している。 また、本館の一部改修と併せて花と緑と自然の情報センターの一部(約730 ?)もリニューアルされた。両施設とも設計は財大阪市建築技術協会、設備工 事は西武設備工業が担当した。設備面ではガス吸収式冷温水器など空調熱源の 更新が施された。事業費は約1億円を投じている。
《山西館長らが祝う》 セレモニーは10時30分に山西館長の挨拶から始まった。山西館長は「様々なオープニングイベントを実施す る。市民の皆様にとってより親しみやすい博物館にしたい」と述べた。この後、山西館長ら関係者と鶴ヶ丘幼 稚園(阿倍野区)の園児たちの手によって、くす玉が開披されると、出席した園児たちの保護者や地元住民か ら大きな拍手が贈られた。 【写真上:1974年の会館以来展示されている「ナウマンゾウ」右と新たに展示された「ヤベオオツノジカ」】 【写真下:日本近海で採取され展示されている鯨類では最大級となる「ナガスクジラ」骨格標本を背に、くす 玉開披を行なう山西館長と園児たち】
2006年03月07日
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