BCS関西、イメージアップ漫画大賞受賞者決定
銅賞授賞作品の「現場監督」は、30ページの作品で、大阪のとあるホテル建築現場を舞台に、施工者である 「コウキ建設」の若手現場監督が日常業務の中で先輩社員や職人とのつながりを通して次第に成長するとい うストーリー。八木委員長は授賞式で「現場でのエピソードやディテールを紹介し、見学会を含めた現実的 な題材を提供したが、締め切りまでのタイトな日程の中での作品制作は非常に大変だったと思う」と労いの 言葉を述べながら、左古田さんに対しては「現場の状況やエピソードを踏まえた上で、かなりの努力を重ね た結果、いい作品に仕上がっている」と話し、今回のイメージアップ活動が「次へのステップとなれば」と 今後の方向性を示した。 また左古田さんは「自分の絵が何に向いているかと考えていた時に作品募集ポスターに目がとまり、軽い気 持ちで応募を決めた」と応募の動機を語り「現場見学会では初めて見る珍しいものばかりで、写真撮影ばか りしていた。現場のことを教えてもらい、周囲の助けを得て完成した作品」と振り返りながら「今後も漫画 を通じてものづくりの素晴らしさを伝えたい」と抱負を語った。委員会では今後、新たに研究部会を設置、 100ページ程度の作品を制作し、出版化を目指し活動を進めるとしている。なお、左古田さんの作品は同支部 ホームページ(http://www.bcs-kansaisibu.com/)でも公開中。 【写真上:銅賞を受賞した佐古田智子さん(左)と八木委員長/下:銅賞作品】
2006年03月20日
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