国家プロジェクト・水素エネルギー社会実証事業(仮称)
イワタニグループは国内に水素の製造拠点14か所を所有する、水素の国内トップメーカー。自動車運輸分野へ の水素提供を、主要な自動車メーカー全てに対し、燃料電池車の開発初期より水素ステーションを納入してき た実績がある。 世界で唯一、水素ロータリーエンジンを持つマツダに対しても、水素供給をバックアップし、広島市マツダ本 社敷地内の水素ステーション建設に関わりこの間、国家プロジェクトにおいても、有り明け水素ステーション を含めて3か所の水素ステーション建設を担当。燃料電池車や水素自動車の普及にインフラ整備を行ってき た。 岩谷グループは「RX-8ハイドロジェンRE」を、当初半年ほど広島に一時配備し、来年度開始予定の水素社会構 築に向けた国家プロジェクトの実証事業「水素エネルギー社会実証事業」(仮称)における大阪地区への 展開として、関西国際空港内で水素ステーションの運用実験を計画。 大阪では、2006年4月より堺LNG(株)と合弁で(株)ハイドロエッジを設立し、大阪府堺市に6000?/ h(3,000?/h×2)生産能力の日本最大級の液体水素プラント建設を予定。来るべき水素エネルギー社会の 実現へ向け、水素製造コストの低減や供給インフラ整備を開始。 予測では、2010年度の環境・エネルギー機器等の市場規模が79兆円、雇用規模191万人、うち、燃料電池につ いては2010年で1兆円、2020年には8兆円に成長と試算。 地球温暖化対策やエネルギー問題解決、新規産業や雇用創出など産業振興の切り札として注目している。
2006年03月21日
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