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近畿地方整備局「自治体のまちづくりを積極的に支援」

2006年度予算の補助事業費は1兆26億円 近畿地方整備局がこのほど発表した2006年度予算で、補助事業費は1兆26億 3,100万円となった。前年度に比べて0.9%減とわずかに減少したものの、今年 度も各自治体らが実施しているまちづくりを積極的に支援する。府県別の内訳 (事業費ベース)は、大阪府3,462億6,600万円、兵庫県2,415億7,500万円、京 都府1,165億6,700万円、奈良県764億6,700万円、滋賀県739億3,600万円、和歌 山県690億9,400万円、福井県787億2,600万円となっている。各自治体の主な事 業をみてみると――。 【写真:梅田北ヤード開発対象地区】 【図:和歌山大学駅前の完成予想図】 《大阪駅北地区の都市計画道路、彩都のモノレール建設など》
都市再生緊急整備地域に指定されている「大阪駅北地区」のまちづくりに1,000万円(大阪市を通じて都市再 生機構)、「三宮駅前南地区」の整備に1億2,000万円(神戸市)を補助。大阪駅北地区は梅田北ヤード開発 のうち、先行開発区域(6ha)で土地区画整理事業を実施。今年度は都市計画道路、区画道路に着手する。一 方、三宮駅前南地区は神戸市交通バリアフリー基本構想で重点整備地区に位置づけられた地区。三宮駅周辺を 含む3層ネツトワークなどの充実と駅前広場の機能強化を図る。今年度は阪神三宮駅東口地下通路の仮設工事 及び地下通路本体の工事を推進。連携事業として民間都市再生事業とまちづくり交付金が充てられる。 彩都「国際文化公園都市」にも土地区画整理事業に2億円(茨木市を通じて都市再生機構)、街路事業に5億 4,200万円(茨木市)、住宅市街地基盤整備事業に19億2,500万円(同)をそれぞれ補助する。彩都は都市再生 プロジェクトの第二次決定地区で、ライフサイエンスの国際拠点を目指しているもの。現在、西部地区の住宅 や医薬基盤研究所、彩都バイオインキュベータなど、ライフサイエンス分野の施設が立地し、近畿整備局もこ れらの関連するアクセス道路、下水道の整備、彩都西駅までのモノレール整備(2007年春供用予定)を支援。 住宅密集市街地総合整備事業の「門真北部地区」には、6億9,200万円(門真市)を計上した。門真市は国道 163号以北(461ha)区域を北部地区として、1984年から木造集合住宅密集市街地の改善に取り組んでいる。今 年度は全重点地区九地区のうち五地区(末広南、小路中第一、本町、大倉西、上島第一)を中心に、老朽建築 物の買収・除去、道路・排水工事、共同施設整備などを推進する予定。自然と人との共生を目指した緑の拠点 「尼崎の森中央緑地」には、17億1,600万円(尼崎市)を補助。都市再生プロジェクト(第3次)にも選定さ れている尼崎21世紀の森構想におけるパイロットプロジェクトとして、先導的な森づくりの核となるもの。整 備内容はスポーツ健康増進施設の建設、緑地整備、干潟整備などを推し進め、今年開催の「のじぎく兵庫国 体」にもあわせた整備を推進。今年度は、スポーツ健康増進施設(プール、園路広場、植栽工事など)の整備 とともに用地買収を進める。 《南海本線・新駅「和歌山大学前駅」も工事着手へ》 「仮称・和歌山大学前駅」を含む和歌山市域の良質な住宅市街地の形成にも、地域住宅交付金6億7,000万円 (和歌山市地域ほか計3計画)が充てられる。この交付金は地域の自主性や創意工夫を活かした住宅市街地の 整備に対して補助するもの。地区は和歌山市から北に約4.5mの紀泉丘陵の南斜面に位置し、和歌山市内の緑豊 かな住宅地、新しい和歌山の顔となる新市街地として発展が期待されているところ。大規模な住宅宅地事業と あわせて一体的に行われる南海本線の新駅・和歌山大学前駅の整備により、良好な住環境の形成を図る。計画 概要は、2006年から2010年にわたり、公営住宅、公営住宅ストック総合改善、住宅市街地基盤整備(新駅整 備)、住宅地区改良を進める。今年度は、事業主体の和歌山市和歌山大学前駅周辺土地区画整理組合による和 歌山大学前駅の工事(橋上駅舎、ホーム175m)に着手する。 貴重な文化財と伝統的な街並みを災害から守る「東山・清水地区」の整備は新規事業。まちづくり交付金2億 5,200万円(京都市)を充て、今年度は事業着手前に必要な埋蔵文化財の調査、防災水利モデル整備として送 水ポンプ、消火設備用(耐震性)配水管、消火栓設備などの各工事を進める方針。完成予定は2010年度。 歴史と文化・世界遺産を活かした街づくりの「高野山地区」(和歌山県・高野町)及び「本宮地区」(和歌山 県田辺市)には、街並み環境整備事業500万円(高野町)と同1,400万円(田辺市)、まちづくり交付金5,400 万円(田辺市)、同1億1,300万円(高野町)をそれぞれ配分し、街並みの保全のために必要な住宅などの修 景施設整備、休憩施設の整備、排水路の改善を図る。また、歴史文化を活かした新しい観光文化都市の創造を 目指した「舞鶴東地区」には、まちづくり交付金1億3,800万円(舞鶴市)を補助し、東舞鶴駅西公園などの 居住空間を整備。さらに赤煉瓦倉庫群の景観整備、公共サインの整備などを支援する。 《寝屋川総合治水対策事業も重点施策》 寝屋川総合治水対策事業には、121億5,600万円(大阪府)を計上。いま北部・南部地下河川を合わせて約64万 立方mの貯留を暫定供用しており、さらに76万立方mの貯留を可能とする調節池の完成を目指している。寝屋川 流域下水道の雨水増補幹線については、5.4万立方mの貯留を暫定供用。約100万立方mの貯留に向けた工事を促 進させる。 連続立体交差事業などを中心とした「福井駅周辺地区の再生」では、市街地再開発事業52億6,400万円 (同)、まちづくり交付金3億3,200万円(同)をそれぞれ補助する。また、連続立体交差事業、辛橋整備事 業、土地区画整理事業については、地方道路整備臨時交付金が別途計上される予定。 福井市は商店街や商工会議所らとともにまちづくり会社を設立し、1992年度から市街地の活性化と分化機能の 強化を目指している。今年度は、えちぜん鉄道の高架本体工事に着手する予定。また、手寄地区第一種市街地 再開発事業の施設建築物が年度内に完成する見込み。
2006年04月13日
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