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大阪市立平尾小学校、増築その他工事が完成

「学校らしさ」と「周辺との調和」に主眼 児童の溌剌とした声が新校舎から響き、情操教育をかきたてる―。大阪市が、 教育環境の向上を図ることを目的として、「大阪市立平尾小学校」で進めてい た増築その他工事が完成し、新学期から鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床 面積1,513.38?の新校舎の使用が始まった。「学校らしさ」と「周辺との調 和」に主眼を置き、地域に密着した学校として親しみや安心感を与えるように 配慮している新校舎の施工を担当した丸翔建設(株)では、児童をはじめとす る第3者災害の防止に万全を期しながら品質の向上を目指していき、全工期無 事故・無災害のうちに大阪市ならびに学校関係者から寄せられていた期待と信 頼に応えた。 【写真上:完成した大阪市立平尾小学校の新校舎】 【下:普通教室】
《親しみ、安心感を創出》 平尾小学校は、大正区平尾の交通量の多い幹線道路からやや入った住宅地の中に位置し、地域住民との結びつ きも強い地域である。敷地西は千鳥南公園に隣接し、街路樹など樹木の多い施設が多く、比較的開放的で落ち 着いた雰囲気のある環境を形成している。本建物は、現在の施設の老朽化に伴う建て替えであり、全体的な配 置計画により、生徒・職員等の動線を簡素化することを考慮した。 ?計画の主眼 計画にあたっては、都市景観を形成する要素として、以下の点に配慮している。 1地域に密着した学校として、親しみや安心感を与えるように配慮する。 2学校らしさを感じさせる外観により、周辺地域にとっての文化的シンボル性を与える。3施設配置のコンパ クト化、重層化により、運動場等の有効なオープンスペースを生み出す。 4生徒たちにとっての教育環境、生活環境として、地域住民にとっては、文化体育活動の拠点や地域共同体の 核となるための十分な安全性を持つ施設であるように配慮・計画した。 5災害時の避難場所としての安全性に留意し、基礎を含めた耐震性に配慮した。 ?意匠性 意匠性において、学校施設は長期間、地域に存在するものであるため、「学校らしさ」と「周辺との調和」を 主眼に置き、街並みになじむものとなるよう、飽きのこないデザインであるとともに、その形態や色彩におい ては、落ち着いた雰囲気になるよう心がけた。色彩計画にあたっては、暖かみや和らぎを感じさせるととも に、周辺の建物群との秩序を保つように配慮した。校舎外壁面は、基調色をグレイッシュな色調とした複層仕 上塗材としている。また、周辺建物と比べて大きなボリュームとなるため、単調とならないように分節化する とともに、窓面の彫りを深くとり、陰影を生み出すようにし、圧迫感を感じさせないように考慮した。それに より、巨大な壁面が周辺環境との整合とまちなみとしての秩序を保つように配慮した。(大阪市住宅局営繕 課、(株)技建設計) 《丸翔建設が高品質施工》 顧客の要求品質とニーズを満たすための創意工夫を重ねながら、児童をはじめとする第3者災害の防止に全力 を傾けて、大阪市ならびに学校関係者から寄せられていた全幅の信頼に応えた丸翔建設(株)。前村功一所長 をはじめとする有能なスタッフが一丸となって工事に取り組み、全工期無事故・無災害での高品質施工を達成 した。 その工事は、昨年2月に北校舎棟の改修工事から着手し、4月から5月にかけて既設の西校舎棟の解体を推 進。また、杭打ちに先立って地盤改良を行った。この後に打設したのはPHC杭+外殻鋼管付コンクリート杭 (SC杭)で、合計63本。プレボーリング拡大根固め工法を採用して20日間で打ち込んだ。 掘削(GLマイナス1.76m)も湧水に悩まされることなくドライワークを保って約2週間で完了。7月末には 基礎工事までが終了するに至り、躯体については一階が一カ月ピッチ、2・3階が20日ピッチで上昇していっ た。コンクリート精度の向上を目指し、単位水量チェックなどに神経を使って密実なコンクリートを打設した 躯体の打ち上げは、昨年の12月中旬。また、11月末から今年の2月末にかけて行った内装工事においてもVO C(揮発性有機化合物)対策に万全を期し、基準値をクリアした。昨年末から着手した運動場整地、外部タイ ル舗装、インターロッキング舗装、排水溝、駐輪場、通路整備などの外構工事についても工期内にすべてが完 了するに至り、工程管理と技術力の確かさを実証した。 《無工期無災害も達成》 安全管理活動では、児童をはじめとする第3者活動の防止に全力を傾注。「学校用地と現場とを万能鋼板によ って完全に区画するとともに、ガードマンの常駐・増員など、工事期間中は細心の注意を払った」(前村所 長)。また、現場内においても、墜落・転落災害の防止を最重点項目として定めた安全施工サイクルを確立し て諸活動を緻密に展開。この結果、6万2,000時間におよぶ全工期無事故・無災害を達成して多くの関係者か ら寄せられていた全幅の信頼に応えた。 前村功一所長の話=工期内竣工を全工期無事故・無災害で迎えることができたのは、大きな喜び。これも偏 に、大阪市をはじめとする関係各位の適切なご指導ならびに学校関係者の方々のご支援の賜であり、心から感 謝申し上げます。
2006年04月19日
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