道頓堀川人道橋設計コンペ、アバン・日計設計シビルJVに決定
道頓堀川人道橋にはデザイン、設計の2段階コンペが適用された。昨年度に一般を対象にデザインコンペが公 募され、東京都の内藤俊彦さんらの2作品を選定。今年一月にはどちらかの作品について性能や景観性等を提 案する公募型設計コンペが実施され、応募した四社の提案の中から、内藤さんの作品で実施案を示したアバン JVに決定した。デザイン提案者の内藤さんの作品は、緑を持ち込むという発想と空中広場を意識した橋梁デ ザインで、橋という概念に対して挑戦的とも言えるとして評価された。一方、アバンJVの実施案は構造面や 実現性などの観点から選定された。内藤さんの大都会の中に緑を持ち込むという斬新なアイデアを忠実に再現 した橋面整備、構造特性、維持管理を提案している。 人道橋は振動やねじれなどの構造特性を考慮したケーブル構造で、橋長97m、幅員7.5mの鋼吊り橋。橋上にカ フェテラスや物販店舗などを設置して、賑わいを創出できる様々な利用方法を仕掛ける。現地では現在、森 本・コウセンJVが仮設桟橋工事等を進めている。
2006年04月21日
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