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5団体、火薬類消費現場優良表彰

5団体合同安全公害対策関西支部(國井義彦支部長)では、「2005年度火薬類 消費現場優良事業所表彰式」を19日、大阪市の大阪建設会館で開催し、清水・ 安藤特定JVの「和泉トンネル作業所」と大林・鴻池・東特定JVの「高野町 工事事務所」が表彰された。 【写真:賞状を手にする伊藤・御園両所長(前列左から2人目と同3人目)  後列は和田部会長、國井支部長、三輪専門委員長(左から】
表彰現場は、支部火薬類対策部会(和田哲郎部会長)が、昨年10カ所の現場で実施した安全点検の結果選ばれ たもの。表彰式では、國井支部長から清水JVの伊藤圭一所長と、大林JVの御園建治所長らに賞状と記念の 盾が贈られた。 挨拶で國井支部長は、「社会における安全意識が高まっており、火薬類の保安では一層厳しい管理ものが求め られる。今後も身を引き締め現場管理に努めてほしい」と述べ、和田部会長も、「両現場とも管理に工夫がな され、他の模範となる。今後も管理基準の向上に努力してほしい」と、それぞれ呼びかけた。これに対し、受 賞者を代表して御園所長が、「火薬事故に対する認識を深め、受賞を糧に管理水準の向上を図り、安全と環境 保全に努力する」と謝辞を述べた。 和泉トンネル作業は、独立行政法人緑資源機構近畿整備局が行う「16泉州和泉工区農用二号トンネル工事」 (延長423.5m)を、高野町作業所は、和歌山県の「国道480号(仮称・梨子ノ木トンネル)道路改築工事」 (同1,070m)を施工したもの。点検結果では、両現場とも明確な所長方針が示されるとともに、支部の管理基 準と併せ独自の自主管理基準を設けて、それぞれに工夫を凝らした取り組みを実践。工事でのポイントとし て、伊藤所長は、「現場の方針を全員にどう伝えるか腐心した」とし、御園所長は、「近隣集落への騒音対 策」を上げた。また、両所長とも「現場の経験に基づく知識や技術の継承の大切さを」を上げる。特に伊藤所 長は、今回の現場スタッフの平均年齢が35歳と若く、「経験不足を痛感した」とし、「それらをどう継承し、 また次代へ如何に伝えていくか」が課題とした。
2006年04月24日
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