日刊建設新聞社.com
ニュース | トピックス | 建設業株一覧 | マーケット情報 | 建設用語辞典 | 倒産情報 | 地図 | 建設業法
 
トップページ► トピックス

5団体関西、火薬類の冊子をPR

知識とノウハウの継承を 建設現場における知識やノウハウの継承が困難になりつつある中、5団体安全 公害対策関西支部(國井義彦支部長)では、支部が作成した冊子「火薬類の保 安 こんなことも知っておこう」のPRに努めている。専門担当者による火薬 類消費現場での保安業務に関する体験や心構え、事件・事故事例などをまとめ たもので、支部では、「生きた教材として活用してほしい」としている。
現場での実践に裏付けられた知識や体験は、一旦途切れてしまえば掘り起こすことは難しいだけに、それを継 承することは各担当者にとっても、企業にとっても大きな財産となる。技術者の高齢化やリストラ、若手技術 者の減少などにより、それら知識の継承が困難な現代にあってはなおさらだ。同冊子は1999年に、全国火薬類 保安協会登録講師で同支部火薬類対策アドバイザーだった上田孝行氏(故人)が、永年に亘り携わってきた現 場での火薬類保安実務での経験を次代に伝え、災害防止に役立ててもらうことを目的に、支部火薬類専門委員 会の協力により3年がかりでまとめたもの。 内容は、同氏が現場で体験したことを中心に、火薬類の盗難や発破事故の事例はじめ関係法令、資料・データ を駆使して、火薬類取り扱い全般について比喩を交え判りやすくまとめた「シリーズ編」と「参考資料編」で 構成。現場管理での必須事項や管理者の心構えのほか、全国各地での事件・事故事例を掲載している。火薬類 の取り扱いや保安管理について、現場経験者による事例記録としての刊行物は少なく、発刊当時上田氏も「火 薬類による災害や事故の経験者が少なくなり、それら貴重な経験や身を持って会得されたノウハウを埋もれさ すことなく次世代に伝えたかった」と語り、関係者からも、「記録としての価値はもとより、現場管理者や実 務担当者の教科書として活用できる」と評価を受けている。 火薬類の消費量は、1973年の山陽新幹線工事をピークに減少傾向にあり、管理手法も格段に充実しているため 事故等も減少の一途を辿っている。それだけに事故等を経験した実務者も減ってきており、災害等発生時に備 えた‘危機管理マニュアル‘としても一読に値する。また支部では昨年10月、「火薬類関係書類のまとめ方」 を発刊。火薬類消費現場での関係書類の記録整理役立てることを目的に1980年に刊行され、改訂を重ねてきた ものに昨年5月の自主基準の大幅改訂に伴い、今回見直しを行ったもの。
2006年04月26日
▌トピックス
| Operation | 利用規則 | プライバシーポリシー | Connect |
Copyright c 2019 nikken-times.com All rights reserved.