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建災防大阪、”ストップ・ザ・ついらく”運動

今年度も引き続き推進 建設業労働災害防止協会大阪府支部(淺沼健一支部長)では、大阪労働局の後援の下、 今年度も昨年度に引き続き”ストップ・ザ・ついらく”運動を実施し、墜落災害の絶滅 に向け、一層強力に推進していく。2005年の大阪府下の建設業における死亡災害は31件 であり、過去最少だった2004年の21件に比べ大幅な増加となった。31件のうち、墜落・ 転落災害は14件と最も多くなっている。このため、建設業の死亡災害をさらに減少させ るためには、墜落・転落災害による死亡災害を減少させることが重要であり、引き続き 同運動を積極的に展開するもの。今年度のスローガンは「安全な設備と作業でついらく 追放」。【写真:啓発ポスター】
同支部は実施にあたり、大阪労働局の労働基準行政の運営方針や「大阪危険ゼロ先取運動」とも連動させ、推 進要項を会員及び会員の各作業所に配布し、周知に努める。さらに、ポスター等の運動用品を会員等に頒布し て趣旨徹底を図るほか、支部広報誌やホームページによる広報活動、分会が実施するパトロールの支援などを 行う。 また、分会は役員による広報活動とともに、前述の”ストップ・ザ・ついらく”運動パトロールなどを実施。 会員作業所では、懸垂幕・ポスター等の掲揚・掲示をはじめ安全大会等での作業員への周知、親綱等安全帯を 使える設備の設置と点検・整備、リスクアセスメント手法に基づく現場での危険有害要因の特定と対策などを 行う。 そのほか、墜落・転落災害の防止対策として ?つり足場、張り出し足場または高さが五?以上の構造の足場の組立て、解体または変更の作業 ?橋梁の上部構造で高さが5m以上または橋梁の支間が30?以上のコンクリート造のものの架設または変更の  作業 ?軒の高さが5m以上の木造建築物の組立てまたは屋根下地もしくは外壁下地の取付け作業 ―などには「作業主任者」を選任し、その直接指導の下で作業させ、安全帯及び保護帽の使用状況を監視させ る。また、開口部周辺の作業や可搬式作業台を使用する作業、はしごを使用する作業、脚立・ローリングタワ ーを使用する作業、足場上の作業、屋根上の作業、法面作業などについても墜落・転落災害の防止を徹底す る。
2006年05月08日
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