三洋電機工場跡地に西日本最大規模のマンション
サンマークスだいにちの建設地は大日東町100番11で、商業複合再開発エリア約10.1haの一角、敷地約3.1haが その対象。エリア内の敷地約7haでは今秋オープン予定の大型商業施設・イオン大日ショッピングセンターが 建設中。他に、歩行者専用デッキのリーフ状の屋根にソーラーパネルを設けて、まちの共用電力等の一部に役 立てる太陽光発電の採用や、屋上緑化、自走式駐車場の壁面緑化など、自然のパワーを取り込む環境共生型住 まいづくりの仕掛けが目白押し。 マンション開発のコンセプトは「3世代が自然と共生し永住できる住まい」。3棟の総延べ床面積は6万 5,761.47?。専有面積は45.95・95?から183.36?、間取りは1LDKから4LDKまで様々な住戸プランを 設定、眺望や通風、自然光ができる開放的な空間構造を描いた。また最新のセキュリティの導入や有人管理で 安全面も万全に確保される。工事は昨年9月から順次着工された。分譲開始は7月上旬から。 《2007年から順次竣工》 2007年12月末に完成のジアスタワーレジデンス(A棟)はRC造地上40階建て、212戸。また、同年7月末に 竣工するエアタワーレジデンス(B棟)はRC造地上23階建て、107戸。同年3月末に誕生予定のフォレスト コート(C棟)はRC造地上15階建て、146戸。残る4棟は6月以降、建築確認の認可取得をめざす。 マンションの外観は三棟とも、太陽光や木々、草花との共生を感じながら、「人が集い、住まう土地」という 想いを込めて名付けられたひとつのキーワード「大地の再生」をイメージさせる複数のアースカラーを用いて 表現。一方、建物構造はA棟とB棟の地下部にアイソレターとダンパーを組み合わせた免震構造を採用。両棟 の基礎工事では、支持力の高い場所打ち鋼管コンクリート拡底杭を適用、A棟には杭先端の直径が最大4mを 17本、B棟には最大3.3mを12本、地下約31mの強固な支持地盤まで貫入した。耐震構造のC棟では、軸部90? の既製杭31本を地下約27mの支持地盤まで打設している。設計・監理は(株)竹中工務店大阪一級建築士事務 所が担当した。 記者発表会の席上、田中会長兼社長は「住んで良かったと思える住まいづくりを着実に進めたい」といい、ま た、宮本利亮三洋ホームズ(株)代表取締役副社長兼マンション事業本部長は「三社それぞれの良さを発揮し て全力で取り組みたい」と挨拶した。内山満東急不動産(株)関西支店取締役常務執行役員関西支店長は力強 い口調で「このプロジェクトの完成に向けてさらなる努力を続ける」といい、小畑幸生大和システム(株)専 務取締役は「お客様に満足して頂けるようなマンション開発を進めていきたい」と意気込みを述べた。
2006年05月18日
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