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枚方宿地区まちづくり協議会、変わろうとするまちを見学

「枚方宿」活性化への確かな動き 歴史文化の風情が薫る枚方宿地区で、歴史的建築を守りながら新しいまちづく りを進めている枚方宿地区まちづくり協議会(平澤英正会長)は5月28日、枚 方宿で建物を貸す人借りる人、貸し借りを考えている人を募って、現地で直ぐ に活用できる空き町家や昔ながらの町家店舗・建物の見学会を開催した。昔は 旧東海道の宿場町として栄えた枚方宿の歴史街道を東から西へ向かって歩き、 まち並みの保存や歴史のまちにとけ込める新町家づくりの動きを確かめた。
【写真:歴史文化の風情が薫る枚方宿のまち並みを見学】 この日は、雲1つない青空で、というのではないが、晴れた。10時、岡本町公園(京阪・枚方市駅下車、ビオ ルネ前)に、協議会から藤田二郎枚方町家情報バンク代表((株)ビオルネ代表取締役社長)、顧問の高田昇 立命館大学政策科学部教授、枚方市職員ら関係者と、枚方宿で建物を貸す人借りる人、貸し借りを考えている 人ら約50人が集まった。見学会は2班に分かれ、岡本町8丁目から、それぞれ見学会をスタートさせた。高田 教授、藤田代表らのグループではまず、未整備の大塚家貸店舗(約15坪)前に立ち寄り、シャッターが降ろさ れた外観を見、これから修景事業が開始される計画を聞いた。この店舗が今年10月に枚方宿のまち並みに調和 した店舗に生まれ変わる姿を想像し、新町家の誕生に期待を高めた。 続いて、枚方名物「あかつき」の呼人堂に立ち寄った。女将の田中誓子さん(協議会会計)は力強い口調で、 「皆様と一緒に力を合わせて生きたまちをつくりたい」と話した。田中さんからサービスで頂いた「あかつ き」に感謝しながら歩き、即入居可能の新町家・交川家貸家(約10坪)へ、ここは歴史と現代の暮らしが見事 にコラボレートされており、見学者の女性から「ステキなお家」という声が聞かれた。隣接する羽田家の貸ス ペース(約10坪)はギャラリーや教室、工房向けに一新され、どこか懐かしくて落ち着いた空間に仕上がって いた。しっくい壁の町家が軒を並べている、現代にとけ込もうとするこのまちは独特な空気を醸している。こ れから改造される新町家には、どのようなショップが入居するのか、古着屋か、ショットバーか、それとも想 定外のテナントか、変わろうとするこのまちの出来事に夢が膨らんだ。「このまちは文化的要素がたくさんあ る。もっと以前からまちづくり運動をしていれば」。藤田代表は感慨深げだった。 この後、本宅の一部を一般公開している町家店舗「くらわんかギャラリー」、このまちにとけ込むおしゃれな ワインハウス「サノヤ」を巡って、歴史を感じさせる改修前の田中家の貸家を訪れた。外観を眺めていた、高 田教授は「この家は修景整備すれば、きっとユニークな家に変わる」といい、枚方宿の活性化に手応えを感じ ていた、様子だった。まちの様子に様々な思いを巡らせながら、やがて見学会の終点となる枚方宿鍵屋資料館 に着いた。 見学会終了後、個別に町家活用の相談会が開かれ、デジタル画像による文化財の復元の仕事をしている大隈剛 由さんが「一階でギャラリー、2階を仕事場として使える町家を活用して、枚方宿から活動の場を広めたい」 というと、相談に応じた高田教授は「ニーズはあると思う」といい、「協議会の方々といい方向で進めたい」 と心強い入居希望者に期待を寄せた。高田教授の話 枚方宿には土地・建物所有者と利用したい人、行政と地 元との連携が効果的にある。外部からこのまちに対する価値を、もう一度、評価させたい。
2006年06月02日
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