山本土木の安全衛生大会、継続的な改善で「危険ゼロ」
引き続き山本会長が、入札契約制度の改善、増えるダンピング、品確法や改正独禁法の施行など、建設業界を 取り巻く現況にふれ「いま、安全が忘れかけようとしている。災害を起こすと企業の存亡にかかわり、いま一 度安全について真剣に考えてほしい」と訴えた。さらに村上守社長が、「昨年4月から今年3月まで、皆様の 安全意識の高揚により、約90万時間無事故・無災害を達成することができた。すばらしい成績で感謝してい る」と称えた後、「今後も我々が一丸となってリスクを低減し、労働者の安全を最優先する安全文化を確立し ていこう」と呼びかけた。また、「計画に基づく管理を推進し、継続的な改善で危険ゼロを目指す」同社の基 本方針を示し、第3者災害の防止や不安全行動による災害防止の徹底など、重点管理目標・重点実施項目につ いて詳しく解説。「結果オーライの安全でなく、日頃からの危険ゼロを目指した安全管理を徹底してほしい」 と強調した。 来賓祝辞では、茨木労働基準監督署の森直胤署長、茨木商工会議所の土方正英会頭、畑中労働経済研究所の畑 中清博署長がそれぞれの立場で、「同社の安全最優先の企業風土」や「堅実な経営と功績」を紹介しながら、 「危険ゼロ」へ同社と協力会のさらなる一致団結を要請した。この後、安全表彰、安全の誓いを経て、第2部 で文化体験プロジェクト「夢のつばさ」の語りと民舞を鑑賞。 出席者一同、親睦を深め合った。 【写真:盛大に行われた山本土木の安全大会】
2006年07月06日
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