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鳶・土工基幹技能者認定講習--近畿では初の開催

近畿地区の「第1回鳶・土工基幹技能者認定講習会」が7日、大阪市中央区 の建団連会館で開催され、近畿建設躯体工業協同組合に加盟する各社の1級 とび技能士及び職長経験者らの有資格者45人が受講した。 この講習会は、資格認定団体である(社)日本建設躯体工事業団体連合会( 日本躯体)と社日本鳶工業連合会の主催によるもので、 昨年9月と今年3月 の東京に続き、近畿地区では今回が初めての開催となる。なお、これまで2 回の講習会で合計56人が基幹技能者の認定を受けている。 当日は講習に先立って、近畿躯体組合の名誉理事長でもある北浦年一・社大 阪府建団連会長が挨拶し、専門工事業を取り巻く厳しい現状を説明した後で 「建設業のものづくりの現場を支えているのは、皆さんのような優れた職長 や職人だ。そのためにも基幹技能者として後に続く人たちの模範となるよう 、皆さんが夢を持って魅力ある業界の実現をめざしてほしい」と激励した。 【写真上左】挨拶する北浦会長 【写真上右】挨拶する才賀会長 【写真下】45人が受講した講習会
続いて、日本躯体の才賀清二郎会長も「品質や安全、工程をきちんと守って仕事ができるのが基幹技能者だ。 専門工事業の地位向上のためにも全員が合格をめざしてほしい。この大阪に続き広島などでも開催を予定し ており、今年中に300人の基幹技能者の認定を目標にしたい」と講習会の成果に期待を寄せた。 この後、講習会では基幹技能者のあり方をはじめ基幹技能者の現場実務に関してその施工管理、原価管理、 品質管理、安全衛生環境管理について、富士教育訓練センターの菅井文明校長、日本躯体の岡部正彦、村野 正美、伊藤貞一、阿部征男の各氏を講師として学科講習が進められた。また、最後に実技としてグループ討 近畿躯体組合では今回の第1回に続き、今後も順次講習会を開催していくとしている。基幹技能者は国土交 通省の「構造改善戦略プログラム」の中で推進するように位置づけられた専門工事業団体の認定資格で、今 年3月末現在で18職・25団体の約1万9,500人が資格を取得している。
2006年07月16日
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