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ドン・キホーテ道頓堀店「えびすタワー」、都市景観に新風吹き込む人気スポット

「水の都・大阪」を代表する河川であり、都心南部に残された貴重な水辺空間でもある 道頓堀川沿いの都市景観に、斬新な観覧車を擁する大型量販店ビルが新風を吹き込み、 地域の活性化にも寄与している。昨年3月にオープンした「ドン・キホーテ道頓堀店」 がそれで、壁面に設置された楕円形型観覧車が都市景観に強いインパクトを与えてい る。「えびすタワー」とネーミングされたこの観覧車は、全長77.4m、全幅32mで、ゴン ドラが常にレールの外側を回る「超低速ジェットコースター」の採用や「内部ゴンドラ の水平回転」など、様々な工夫が凝らされている?人気スポット?。エキサイティング でシュールなまち・道頓堀の風物として溶け込み、道行く人々から親しまれ続けてい く。【写真:えびすタワー】
風雪に耐えながら時代を超えて機能し、美しい都市景観の形成に寄与する建築物。社会と時代の求める価値観 を保ち続けることはもとより、既存の街並みや自然景観と調和して織りなす快適で美しい環境が、人々の生活 を豊かにし、感動と潤いを与える。都市景観の創出において、建築物以外に重要な要素となるのが水・道・緑 など。これらの素材の組み合わせによって、まちに表情が生まれ、安らぎや落ち着き、賑わい、楽しさなどの 付加価値が大きなものとなる。 「水の都・大阪」においても、古来から優れた都市景観が育まれ、個性豊かで特徴のある街並みが形成されて きた。なかでも、川を中心にした水辺の空間は充実しており、道頓堀川や旧淀川などが大阪の代表的な景観を 形成している。 江戸時代から続くミナミの繁華街・道頓堀界隈。安井道頓が私財を投じて開削を進め、自然の河を運河として 整備した道頓堀川が完成したのは1615年。その南側には中座、角座、浪速座、竹本座、豊竹座などの芝居小屋 が集められ、芝居見物の人々の食を満たすための食べ物屋も軒を連ねるようになったのが隆盛の始まりで、呉 服商や小間物商等をはじめとする生活関連商品を扱う商店も界隈に数多く立地するようになった。芝居と飲食 のまちとしてはもとより、多彩な品揃えを誇る店舗が建ち並ぶまちとして江戸時代から連綿と発展を続けてい る道頓堀。歴史と伝統が息づく由緒あるまちは、時代の変遷を経ながらも常に大阪を代表する?顔?として機 能し、国内はもとより、広く海外からも多くの観光客が訪れている。 「国際集客都市」を標榜する大阪市におけるシンボルタウンとして、愛され親しまれている道頓堀。その繁華 街の中心を流れる道頓堀川は、都心南部に残された貴重な水辺空間。その水辺に親水性の高い遊歩道を整備し て都市の魅力を高める道頓堀川水辺整備事業ならびに長年に亘って親しまれてきた戎橋の架け替え工事が順調 に進んでおり、鮮やかな変貌を遂げようとしている。 その先陣を切って2004年12月に完成し、?人気スポット?として賑わいを呈しているのが「とんぼりリバーウ ォーク」。戎橋から太左衛門橋までの約170m区間の両岸に完成した幅約8mの憩いの空間は、上段が美しい御 影石、下段がウッドデッキスペースの2段構造で、「水辺と一体感のあるまちなみ」を形成している。 最終的には、道頓堀川の全川約2.7?を対象として整備を進めていく水辺整備事業。今後も、戎橋の西側、太 左衛門橋の東側において工事を進め、潤いのある安らぎ空間を創出していくが、生まれ変わる道頓堀界隈のま ちなみ形成に大きな一石をこれに引き続いて投じたのが、2005年3月17日にオープンした「ドン・キホーテ道 頓堀店」。家電用品、日用雑貨品、食品、ファション用品、スポーツ用品、レジャー用品などの販売を行うビ ッグコンビニエンス&ディスカウントストアの関西における重要拠点として位置づけられている同店のファサ ード壁面には、「えびすタワー」とネーミングされた楕円形型観覧車が設置され、都市景観に強いインパクト を与えている。 全長77.4m、全幅32mの「えびすタワー」には、世界初が2つと日本初が1つあり、サプライズに満ちたドキド キ、ワクワク体験が楽しめる。 一般的な観覧車は、吊り下げ式だが、「えびすタワー」の場合には、常にレ ールの外側を回る「超低速ジェットコースター」を採用しているので、内部ゴンドラが水平維持のため回転す る方式を我が国で初めて採用している。 2つある世界初のうち、1つ目が「内部ゴンドラの水平回転」。乗 降場では、座席が店舗側を向いているが、外からタワーを見あげた場合には、その他の座席は逆側を向いてい る。つまり、乗った直後と降りる直前にはゴンドラ内部が水平に180度回転するようになっているわけで、こ れにより、パノラマ景観を満喫できる。 2つ目の世界初が、建物の壁面に沿った楕円形型観覧車であること。球形が一般的な観覧車の中にあって、 「えびすタワー」は、建物の壁面に沿った楕円軌道を回るので、直線部分では観覧車と思えない感覚を体感で きる。 道頓堀らしさを象徴するグリコの大型広告看板をはじめ、「かに道楽」の巨大な蟹や「ずぼらや」の ふぐ提灯、くいだおれ人形、奇抜な看板などと相まって、道頓堀界隈の風物として溶け込んでいる「えびすタ ワー」。歴史と伝統を誇るとともに、時代にマッチしたホットな話題と文化情報を常に発信し続けるエキサイ ティングなまちのランドマークとして親しまれながら、道頓堀川の水辺空間に佇む。
2006年08月02日
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