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JR西日本「大阪駅新北ビル」建設、650億円で大林組JV

地上28階、約21万?の規模 JR西日本は18日、大阪駅北側に建設する「大阪駅新北ビル」(仮称)の工事 請負契約を大林組を代表者とし大鉄工業、竹中工務店、銭高組、淺沼組を構成 員とする共同企業体(JV)と締結した。新北ビルの建設は、西日本最大のタ ーミナル「大阪」駅で線路使用形態の見直しで行うもので、施設はS・SR C・RC造地下3階地上28階建て延べ約21万?の規模。10月の着工、2011年2 月の竣工予定。建設費は650億円。【図:新北ビルの完成イメージ】
建設地は北区梅田3−125−2。現在の10、11番線を廃止、撤去させ、駅と駅前広場を一体化した新北ビル建 設地として確保し、建設費650億円を投じて、S・SRC・RC造地下3階地上28階建て延べ約21万?規模 の高層ビルを建設する。核店舗は三越。設計は日建設計が担当した。施工は大林組JV(一般競争入札で1日 に実施されたが、応札が無く、随意契約となった)。10月の着工、2011年2月の完成をめざす。 施設内は百貨店約9万?、専門店約4万?、オフィス約4万5,000?、集客施設約1万?、駅関連施設約1万 5,000?で構成。集客施設には松竹を幹事会社とし、東宝と東映を含めた三社で運営する近畿圏最大級のシネ マコンプレックスが入居。総延べ床面積は約1万?の規模で、スクリーン数12、座席数2,500席を設置。サー ビス施設にはコナミスポーツクラブの大型フィットネスクラブ(延べ約4,000?)を設ける。 新北ビル建設のほか、同社では大阪駅中央部の線路上空に橋上駅舎を新設してその駅ホーム上に屋根付きドー ムを設置するなどの大阪駅改築工事を2004年5月から大林組・大鉄工業・竹中工務店・銭高組・淺沼組・奥村 組JVの施工、ジェイアール西日本の設計で進めている。混雑緩和、乗換え利便性、バリアフリーなどの観点 から、消費者の流れや駅構造を大幅に見直し、大阪の玄関口に相応しい快適で魅力ある駅空間の改良を計画し た。2011年春の完成。巨大ドームの竣工は同年冬の予定。 また、新北ビルの一階には延べ約4,000?の広場を、2階には約1,500?の広場をそれぞれ設けて、これらの広 場から大阪駅北地区、阪急梅田駅、地下鉄梅田駅への歩行者通路を整備し、北地区周辺の回遊性を高めるとし ている。2階の広場にはシンボルとなるアトリウム空間も設置する。 また、橋上駅舎の新設に併せて、駅南の通路からアクティ大阪を経て、大阪駅北地区につながる南北連絡通路 も設ける。さらに橋上駅舎の屋上を利用して、巨大ドームとの一体感を醸し出す屋上プラザ(延長約100×幅 員約40m)を備え、ドーム内を見渡す開放的な広場空間を演出させる。通路・広場、橋上広場など使用開始は 2011年春から。
2006年08月24日
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