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和歌山県も来年度から電子入札導入

県内・県外業者対象の説明会開始 和歌山県は、2007年度から電子入札を導入するのに伴い、8月28日から県内・県外の建設業者を対象にした電 子入札に関する説明会を開始した。説明会は9月14日まで、県内業者対象は8日間・8か所、県外業者対象は 2日間・1か所で行う。 県の電子入札導入は、応札者及び発注者のコスト削減や事務の効率化、また、入札契約制度の競争性や透明性 の向上を図るもの。2003年度に企画部IT推進局の情報部門で電子入札導入の検討が開始され、これを受けて 2004年度から県土整備部県土整備政策局技術調査課で詳細な検討に入った。2005年度には当初予算に電子入札 の開発費が計上。国土交通省や多数の自治体で運用されている電子入札コアシステムの採用と県独自の研究を 取り入れて新たなシステムを構築した。電子入札の実施は、今年11月ごろに模擬入札を行った上、現在建築中 の県庁南別館(仮称)の完成(業務開始は来年4月の予定)を待って運用に踏み切る方針。 2007年度は、建設工事が5千万円以上、建設工事にかかる委託業務が500万円以上の案件に適用。2008年度か らは建設工事が3千万円以上、委託業務が300万円以上とし、2009・2010年度から建設工事が1千万円以上、 委託業務が250万円以上に拡大する。5千万円以上の多くは条件付き一般競争入札、500万円以上は指名競争入 とする。 県の電子入札案件では、紙による入札書の取り扱いは原則として認めない方針。これについて同技術調査課で は、「各自治体の例をみていると、紙の入札を認めるとかえって業務が煩雑する傾向にある。また、電子入札 を導入した意義や目的も達成できない。特例を除いて認めない」と語っている。 県が予定している電子入札実施方針、参加準備、システム操作方法などに関する説明会の日程と会場は次のと おり。時間はいずれも13時30分から。 8月28日(那賀振興局建設部管内、那賀総合庁舎)  ▽29日(有田振興局建設部管内、きびドーム文化ホール)  ▽30日(日高振興局建設部管内、御坊市民文化会館) 9月4日(伊都振興局建設部管内、伊都総合庁舎)  ▽5日(東牟婁振興局新宮建設部管内、新宮地域職業訓練センター)  ▽6日(東牟婁振興局串本建設部管内、串本町文化センター)  ▽7日(西牟婁振興局建設部管内、和歌山県立情報交流センター)  ▽12日(海草振興局建設部管内、和歌山県民文化会館)  ▽13日・14日(県外業者、和歌山県民文化会館)

2006年08月29日
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