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大阪市教委、公立初の中高一貫教育校建設

土壌対策済み再着手 大阪市教育委員会事務局は、公立初の新中学校と新高等学校を接続する併設型 の中高一貫教育校の施設建設にこのほど再着手した。塩水港製糖(株)製糖工 場・倉庫跡地(此花区西九条6、約1万8,000?)に、RC造(1部S造)地 上4階建て延べ1万8,781?の校舎棟と、RC造地上五階建て延べ5,395?の講 堂兼体育館、SRC造地上5階建て延べ145?の渡り廊下を建設するというも の。建築設計は梓設計で、2008年4月の開校をめざして工事を進めているのは 鴻池組・金山工務店JV。工事費は63億9,900万円。
〜2008年4月開校へ、鴻池組JVで〜 大阪市立扇町高等学校と市立此花総合高等学校を再編統合して、併設型の中高一貫校となる新校舎は、今年4 月に着工されたが、建設地から環境基準を上回る2種類の汚染物質が検出されたため、工事は一時中止。その 後、詳細調査を実施し、土壌の飛散防止を行いながら、除去等の処分作業を進めその対策が完了、今月から杭 打ちなど施設建設に再着手している。 規模は、校舎棟がRC造(1部S造)地上4階建て延べ1万8,781?、講堂兼体育館がRC造地上5階建て延 べ5,395?、渡り廊下はSRC造地上5階建て延べ145?。工事費は63億9,900万円で、うち施設建設費35億 3,850万円を投じてつくられる新校舎は2007年9月の完成、年明けの諸準備工を経て、2008年4月の開校。  中高一貫教育校は芸術やスポーツ、言語、ものづくりなど、早くから興味・関心の現れやすい分野の才能を伸 ばすことを目標に開設するもの。新中学校は2クラス/学年、新高等学校は6クラス/学年。高等学校6クラス のうち2クラスのみが中高一貫教育校。総合学科は4クラス/学年で、人文科学、自然科学など6系列。演劇 科1クラス/学年、食物文化科1クラス/学年。中学校では選択科目の時間等を活用した取り組みを行い、続く 高等学校では総合学科で専門性を高めるとしている。 【図:2008年4月の開校へ、公立初の中高一貫教育校の完成予想】
2006年09月06日
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