住宅リフォーム展、見て歩き
隣接する住まいの体験コーナーでは、個性溢れる世界の台所風景を22個のミニチュア模型で再現した「宮崎玲 子の世界のキッチン展」が女性を中心に人気を集めていた。宮崎さんというのは1級建築士で、40年以上にわ たり国内と世界各国の民家、特にキッチンの調査に取り組み、10分の1の模型をつくり全国各地で展示会を開 催している。市外から来たという不動産会社に務める30代女性は「キッチンは女性の視点が生かされるとこ ろ。世界のキッチンを広く理解し、参考にしたい」と関心を示していた。 宮崎さんのキッチン展の隣りでは、建築用断熱外壁材と金属屋根材の研究・開発を手掛けるアイジー工業 (株)が断熱性能に優れた屋根材を積極的にアピールしていた。「冬は暖気を逃がさず、夏は太陽光を遮断 し、安心で快適な暮らしを守ります」(灘波修・同社営業部大阪営業所営業主任)とPR。最後に立ち寄った 木造住宅耐震診断コーナーでは、NPO法人「人・家・街 安全支援機構」が適切な耐震補強方法を提案して いた。本部事務局の永吉一哉さんは「住まいの耐震化の悩み。お気軽に」と呼びかけていた。
2006年09月21日
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