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大阪市住宅局の企画展

◇◇◆モダニズム建築DOCOMOMO100選in大阪◆◇◇ <<<23日 11月5日 市立住まいのミュージアム>>> 20世紀の近代建築(モダニズム建築)が無造作に取り壊されていくことへの危機感と、その意味を次世代に 伝えようとする大きな動きが建築の世界でも始まっている。近代建築の価値というものは従来の古くて立派な ものという文化財の価値観だけに頼らず、地域にとって失ってはいけない建物、あるいは周辺環境の中で建物 の価値を見出していくもの。日本の近代建築が持つかけがえのない意義への理解を深めようと大阪市住宅局は 23日から11月5日にかけて、市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」(北区)・八階で、企画展 「文化遺産としてのモダニズム建築DOCOMOMO100選in大阪」を開催する。        パネル展、講演会、見学会など   日本の歴史景観や建築にとって大きな転機となった大阪・中之島東部地区再開発構想を巡る市民運動を良く知 る大阪市は、全国規模で選定された100の近代建築を通して、これからの建築や都市のあり方を深く考えよう と、大阪を中心に所在する20作品の近代建築も詳しく展示、さらに近代建築に詳しい学識者を迎えての講演 会、モダニズム建築の見学会を開催し、関西の建築文化を紹介する。 企画展は日本建築学会、DOCOMOMO・International、日本建築家協会近畿支部、日本建 築協会、大阪府建築士会、京都府建築士会、奈良県建築士会、兵庫県建築士会、和歌山県建築士会、大阪府建 築士事務所協会の後援、淺沼組、大阪ガス、大林組、奥村組、関西電力、きんでん、鴻池組、坂倉建築研究 所、清水建設、大成建設、竹中工務店、日建設計、安井建築設計事務所の協賛によるもの。 展示場はDOCOMOMO100選パネル、建築模型、映像資料などで構成。入館料は一般600円、学生は300 円。観覧料200円。講演会は参加費無料で先着順(240人)、見学会は事前に申し込みが必要となっている。日 程は次の通り。 【講演会】 23日 鈴木博之・東京大学教授の「ドコモモの世界」、石田潤一郎・京都工芸繊維大学大学院教授の「関西のモダニ ズム建築」、足立祐司・神戸大学教授の「モダニズム建築の保存再生」。   10月1日 笹原一人・京都工芸繊維大学大学院助手の「モダニズム建築の先駆ー本野精吾自邸」、中嶋節子・大阪市立大 学大学院助教授の「モダン都市の大動脈ー大阪市営地下鉄御堂筋線」 22日 梅宮弘光・神戸大学助教授の「残照の1950年代モダンー日本真珠会館」、花田佳明・神戸芸術工科大学教 授の「新しいまちづくりに託した夢ー千里ニュータウン」 【見学会】 10月14日 辰馬本家酒造白鹿館 25日 国立京都国際会館

2006年09月24日
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