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「アスクル大阪DMC」本格稼働

◇◇◆西日本エリアの大型物流拠点に◆◇◇     Hard・IT・Amenity3つの進化   オフィス用品デリバリー業のアスクル(株)(本社・東京都江東区、岩田彰一 郎社長)が建設を進めていた西日本エリアの大型物流拠点となる「アスクル大 阪DMC(デマンドマネジメントセンター/プロロジスパーク舞洲?)」が21 日、本格稼動を開始した。
【写真】最新鋭の物流施設が導入された建物内 プロロジス(日本本社・東京都港区、山田御酒/三木真人・プレジデント兼日本共同CEO)がアスクル専用 のビルド・トゥ・スーツ型(オーダーメイド型・特定企業向け)として大阪市此花区で建設し、アスクルに長 期賃貸するもので、プロロジスのアスクル専用長期賃貸は名古屋センター(愛知県東海市)に続き二施設目と なる。 本格稼動を開始した21日、報道陣に対し岩田社長は大阪DMCについて「新世代に必要とされる機能とテクノ ロジーをすべて兼ね備えた施設となった」、山田CEOは「オーダーメイド型としては当社国内最大。日本の 物流施設では最先端を行くものと感じている」と述べた。なお、同日には設計・施工担当の清水建設を含む関 係者ら約60名が出席し開所式が執り行われ、今後の事業の発展を祈願した。 同施設は2005年7月着工、2006年8月竣工で所在地は大阪市此花区北港緑地2―1―66、敷地2万5,835平方 m、延べ7万2,947平方m、柱RC造、梁S造、地上6階建て、塔屋1階の規模。1から3階は大型商品エリ ア、4から5階はバラ品・小物エリア、六階は食堂など。建物内機械設備・リース契約を含む総投資額は約33 億円。大型トラックが各階に直接アクセスできるランプウェイを同社ビルド・トゥ・スーツ型では初めて2基 備え、最新の免震構造を採用。Hard・IT・Amenityの3つの進化を掲げ、最新鋭物流設備の導入 で徹底した省人化を図るほか、物流施設では最大級の託児所(定員40名)を設置するなど、安心して働ける環 境を創造する。 99年開設の大阪センター(大阪市住之江区南港中)については、11月中旬をめどに大阪DMCに集約する。プ ロロジスでは現在、アスクル専用施設としては3施設目の「プロロジスパーク仙台」を宮城県仙台市で西松建 設の施工により建設中。今年4月6日に着工、来年1月末に竣工する予定。
2006年09月30日
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