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堺市の公募型プロポ、提案内容と価格で審査

資源循環型廃棄物処理施設整備運営事業  優先交渉権者選定基準  堺市はこのほど、PFI事業を導入して民間事業者を公募型プロポーザル方式で募集及び選定を進めている 「堺市・資源循環型廃棄物処理施設整備運営事業」について、評価項目など優先交渉権者選定基準を公表し た。 それによると、まず基礎審査は、募集要項等で示す同事業の基本的条件及び要求水準に対して、応募者の提案 が十分に満足していることを確認する。また、応募者の提示する提案価格(消費税等を含む)の上限額は445 億2千万円。 総合審査は、基礎審査を通過した応募者の提案について行い、提案評価(提案内容の評価)と価格評価(価格 の評価)で審査する。提案評価の配点を100点、価格評価の配点を200点とする。両者の合計値を総合評価値と し、最も高い総合評価値を得た者を優先交渉権者として選定する。 提案評価(100点)の具体的評価項目と配点は?全体計画25点?資源循環12点?収支計画八点?施設整備計画 10点?プラント性能23点?運営・維持管理計画22点ーとなっている。 また、価格評価(200点)の価格評価点は、最低価格(各応募者の評価価格の中で最も金額の低いもの)を提 案価格、提案価格に係る消費税等、市が利用または最終処分すべき溶融固化物・金属類・焼却飛灰及び溶融飛 灰並びにその他副生成物の最終処分費用、提案地代を合計した評価価格で除した数字に200点を乗じた点数で 表す。 今後のスケジュールは、12月4日から8日まで提案書を受け付け、2007年1月下旬に優先交渉権者の選定及び 公表・基本協定の締結し、2月に仮事業契約締結、3月に事業契約を締結する。 事業計画は2007年4月から2009年10月に環境影響評価、2009年11月から2013年3月に施設整備、2013年4月か ら2033年3月が維持管理・運営となっている。 施設概要は処理能力450トン/日以上、2炉2系列以上、24時間連続運転でストーカ焼却方式+灰溶融方式ま たはガス化溶融方式。事業用地は堺市臨海部(阪神高速道路湾岸線以西の工業専用地域内)で、応募者が提案 する用地。

2006年10月18日
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