近畿整備局 が「入札ボンド」を初適用

第２京阪道路寝屋川地区ＰＣ上部工事 近畿地方整備局は、「第２京阪道路寝屋川地区ＰＣ上部工事」に国内の公共工事では、初めてとなる「入札ボ ンド」を適用する。入札説明書の交付は来年１月31日まで、近畿建設協会で販売。申請書及び資料の提出は11 月14日まで、電子入札システムで。入札保証金の納付に関する書類の提出は11月14日まで、総務部契約課第二 係へ持参または郵送（書留郵便）のこと。電子での入札締切は１月31日17時。開札は２月１日。 入札ボンド制度は、入札参加者に対して、金融機関などによる審査・与信を経て発行される契約保証の予約的 機能を有する証書の提出を求めるもの。公共工事では初めて国土交通省が、中央建設業審議会報告や入札契約 適正化指針などを踏まえ、一般競争入札の拡大と総合評価方式の拡充に伴う条件整備の一環として導入する。 発注に際し、入札保証金の納付を求める旨の入札公告を行う。その先行的導入として、まず近畿地方整備局と 東北地方整備局が10月以降に発注する土木工事九件、ＰＣ上部工事五件のＷＴＯ対象工事（政府調達協定対 象）で試行した上、将来は段階的に普及促進を図る考え。 【第二京阪道路寝屋川地区ＰＣ上部工事】（寝屋川市寝屋地先）＝参加資格はプレストレスト・コンクリート 工事の認定を受けており、２社による特定ＪＶまたは単体有資格業者。 施工実績は特定ＪＶの構成員、単体業者すべてが、1996年度以降に元請として ?道路橋（ＹＴＬー20以上で、Ａ活荷重のものを除く）または鉄道橋（モノレール及び新交通は除く）工事 ?橋梁形式が４径間以上連続したＰＣまたはＰＲＣ箱桁橋の工事 ?最大支間長が45ｍ以上の工事?供用中の道路（都道府県道以上）を交通規制（車線減少、切り回し、片側交 互通行、通行止め）して行った工事の実績を有していること。 工事概要は、延長576ｍ、専用部（上り）はＰＣ（６＋３＋３）＋（２）径間連続箱桁橋、同（下り）はＰＣ （５＋４＋３）＋（２）径間連続箱桁橋、ランプ部（ＯＮ）（ＰＣ３＋ＰＲＣ３）径間連続箱桁橋、同（ＯＦ Ｆ）（ＰＣ４＋ＰＲＣ３）径間連続箱桁橋、橋台一基（鋼管ソイルセメント杭、φ1,200?Ｌ15ｍ）27本。工 期は2009年３月10日まで。

2006年10月20日