京都市交通局、トンネル内を歩いて見学「トンネルウォーク」を開催

京都市交通局は、2007年度内の完成、開通をめざしている地下鉄東西線・二条から天神川間（Ｌ２、４?）延 伸事業で１２月３日、トンネル内を歩いて見学する「トンネルウォーク」を開催する。京都市在住の小学生以 上を対象に1,000人を募る。往復はがきに住所、氏名、年齢、電話番号など必要事項を記入し、同局建設室ト ンネルウォーク係（〒604―8804中京区壬生坊城町48）へ郵送。締切は15日まで。 二条から天神川間の延伸は、約745億円を投じて東西線を現在の二条駅から西へ、西大路御池を経由して天神 川に至る約２・４?の路線を建設するもの。2001年５月９日に鉄道事業認可を得て、2002年５月10日に都市計 画決定、同年７月15日に施行認可と道路敷設許可を受けて、同年11月８日に着工した。 昨年12月にはトンネルが全線貫通し、レールの敷設も完了。現在、延伸工事区間のほぼ中央に位置する西大路 駅工区では前田・住友・大本・仁木・吉川特定ＪＶの施工で西大路駅（中京区、Ｌ187ｍ）を開削工法で構築 中。また、終点部の天神川駅工区では、京福電鉄嵐山線と結節する天神川駅（右京区、Ｌ186ｍ）の建設を清 水・銭高・鉄建・岡野・長村特定ＪＶの施工で進めている。 延伸事業では、同局で初採用の外径9,300?の複線大断面シールドトンネルを採用しており、営業開始後では 見ることができないトンネル内の状況をトンネルウォークで見学できるという。

2006年11月02日