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旧府立産業技術総合研究所跡地、開発基本方針まとめる

民活導入、事業コンペ実施へ 旧大阪府立産業技術総合研究所跡地の活用に関し大阪府はこのほど、跡地の歴 史的特性などを踏まえた新しい文化創造や魅力ある都市空間の創出など、今後 の開発にあたっての基本方針を固めた。旧大阪府立産業技術研究所跡地利用活 用企画検討委員会が検討を重ね、提言をまとめたもの。整備推進では民間活力 の導入を図るため事業提案コンペを予定している。 ※写真=活用が期待される旧館
対象となるのは、大阪市西区江之子島2−32の跡地1万7,024.22?で、戦前のモダニズム建築である旧館RC 造地下1階地上4階建て延床面積約3,000?が現存している。 提言では、跡地に求められる役割として、旧館を保存しアート活動と連携した「新しい文化創造の場の形 成」、周辺地域と一体感を持った「回遊性の高い魅力ある都市空間の創出」、利便性の高い都心としての特性 を活かした「新しいライフスタイルの創造」を上げている。 開発の基本方針では、かっての府政の中心であり、外国文化を受入れた川口居留地など、近代大阪を発展を牽 引した歴史と文化を受け継ぎ、アートと都心居住スタイルが融合する拠点を形成し、新しい都市文化と都市空 間を創造するまちづくりを目指すとした。 導入が望まれる機能としては、旧館にアートセンター機能を導入してアーティストや市民等の参加・交流によ る多様なプロジェクトを展開する「江之子島アート」、創造力を喚起するアート感覚あふれる高質な居住機能 や、職・住・遊が融合する新たな都心ライフスタイルを実現する「江之子島ライフスタイル」を提言。 さらに、これらをサポートする機能として、ふれあい交流機能やにぎわい集客機能、ライフサポート機能など のサービス機能を導入することにより、拠点性を高め、来訪者や居住者、オフィスワーカーらのにぎわいの場 を形成するとしている。 環境整備の方針では、アート感覚あふれる都市デザインを総合的に展開し、旧館などの歴史的資源を継承・活 用しながら、水の都大阪にふさわしい都市景観の形成に努め、敷地規模を活かした一体的な整備により周辺と 調和のとれた空間形成を図るとしている。 また、整備推進に向けては、 ▽民間活力の導入▽早期の実現を図る▽まちづくりの一体的な推進▽タウンマネージメント―の4つの考えを 重視。このため、民間事業者からまちづくりのアイデアを募る事業提案コンペを実施。今年度中に実施要綱を 発表するとしている。 検討委員会は、今年8月に設置され、これまで3回にわたり開発基本方針等について検討を続けてきた。今回 の提言については今月末が詳細公表される。委員会メンバーは次の通り。 ▽委員長=増田昇・大阪府立大学大学院生命環境科学研究科教授 ▽加藤恵正・兵庫県立大学経済学部応用経済学科教授 ▽佐藤友美子・サントリー次世代研究所部長 ▽中村陽一・大阪市計画調整局理事兼開発企画部長 ▽橋爪紳也・大阪市立大学都市研究プラザ教授
2006年11月13日
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