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電建協関西支部、電力事業セミナー開催

水力発電所の保守対策などテーマ (社)日本電力建設業協会関西支部(竹内克太支部長)は10日、大阪市北区の 中央電気倶楽部で「平成18年度電力事業セミナー」を開催した。関西電力 (株)が進めている電力事業の諸施策の中から「関西電力の土木保全業務にお ける課題について」と、「関西電力における建物エネルギーマネジメントにつ いて」をテーマとして開かれた同セミナーには、会員各社の代表など約100人 が出席。安全や環境保全への取り組みに対する研鑽を深めた。 16時から始まったセミナーでは、先月に就任した竹内支部長が、「我々建設業 界も、新しいマーケットと取り組んでいく仕組みを模索していかなければなら ない。また、このセミナーを糧として、関西電力との協調発展を目指していき たい」と挨拶したのに続いて関西電力(株)土木建築室の片岡幸毅土木グルー プチーフマネージャが「関西電力の土木保全業務における課題について」と題 して講演した。 ※写真上=挨拶する竹内支部長 ※写真下=中央電気倶楽部で開催されたセミナー
この中で片岡チーフマネージャは、関西電力の現状や、土木予算の執行状況についてふれた後、水力発電所の 高経年に伴うリスク対策を説明しながら「発電保守の確実な実施に努めていく」と強調。会員各社からの技術 提案などにも期待を寄せた。 一方、「関西電力における建物エネルギーマネジメントについて」と題して講演したのは土木建築室の松村孝 夫建築部長。京都議定書や改正省エネ法についての解説を行ったのに続いて関西電力では営業所建物を最優先 してエネルギーマネジメントに取り組んでいると説明。 具体的には、 ▽各営業所のエネルギー消費実態を明確に分析・把握する ▽自主的な削減目標を立てて対策を実行し、その効果を検証する ▽効果的な省エネ手法に関する情報を保有・発信する ―などの取り組みを展開して企業としての社会的責務を果たしていくと意欲を示した。なお、セミナー終了後 には、藤井眞澄常務取締役、橋本徳昭執行役員土木建築室長をはじめとする関西電力(株)関係者と電建協会 員ら約200人が出席して懇談会が催され、相互に親睦を深め合った。
2006年11月17日
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