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日本建築協会、第52回工高生デザインコンクール

最優秀賞に渥美さん (社)日本建築協会(佐野吉彦会長)の主催による「第52回工高生デザインコンクー ル」の表彰式が18日、大阪市中央区のOMMビル・2階会議室で開催され、最優秀賞を はじめ選ばれた10作品の入賞者に賞状と賞牌が贈られた。 このコンクールは、同協会の事業の一つとして、工高生の建築設計技能の向上を目的に 1955年から毎年行われているもの。第52回目となる今回は「やすらぎの宿」の設計課題 で募集が行われ、全国の37校から131点の応募作品が寄せられた。 審査委員会(指田孝太郎委員長)による三次までの厳正な審査の結果、渥美尚志さん (静岡県立浜松工業高校3年)の「HOTELIVY」が最優秀賞に決定した。
また、優秀賞には松田健也さん(埼玉県立熊谷工業高校3年)の「森にとけ込む水辺の集落」、高木瞳さん (福岡県立福岡工業高校3年)の「体感”音”度:やすらぎフルコース:」の2作品が選ばれた。このほか、 砂原友里枝さん(大阪市立工芸高校3年)の「Slow Life」など7点が入選となった。 表彰式では、最初に同協会教育委員会の山形政昭委員長(大阪芸術大学教授)が挨拶し、コンクール開催の趣 旨を説明した後で「入賞した作品はいずれも内容、表現力とも優れたものであり、誇りに思ってください。今 後は社会的な課題にも目を向け、皆さんの将来の活躍を期待しています」と祝福した。 続いて、審査委員長の指田委員長(日建設計)が審査経過を報告し、構想力・デザイン力・表現力が審査のポ イントになったことを紹介しながら「今年は例年以上の力作が揃い、いずれも甲乙つけがたい優れた作品10点 が選ばれた」と説明。最優秀賞となった渥美さんの作品については、都市の中にやすらぎ空間を求めようとす るもので、自然にアクテイビティな楽しみを加えようとしていると講評した。 この後、山形委員長から各入賞者に賞状と賞牌が贈られたのに続き、茶話会が行われ、それぞれの作品につい て感想を述べ合うとともに、親睦を深めた。 ※写真=山形委員長から賞状を受ける渥美さん
2006年11月27日
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