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INAXギャラリー大阪、タワー展 内藤多仲と3塔物語

 東京タワー・名古屋テレビ塔・通天閣の特色など紹介  INAXギャラリー大阪(大阪市中央区久太郎町4−1−3、伊藤忠ビル一階・INA X大阪ショールーム内)では、12月からの企画展として「タワー展 内藤多仲と3塔物 語 」を開催している。会期は来年2月16日までで、入場無料。 名古屋テレビ塔 (1954年竣工、180m)、大阪の2代目通天閣(1956年竣工、103m)、そして東京タワ ー(1958年竣工、333m)の3つのタワーは、いずれも日本の「塔博士」と呼ばれた内 藤多仲(ないとう・たちゅう、1886から1970)によって建てられた。多仲は、日本の耐 震構造理論を飛躍的に成長させた立役者であり、とりわけ構造設計が主導権を握る鉄塔 の名手として戦前に60もの塔を設計している。 ※写真:昭和30年代の3塔(中:東京タワー、左:名古屋タワー、右:通天閣)
今回の企画展では、東京タワー・名古屋テレビ塔・通天閣の生い立ちから現在までを振り返るとともに、これ まで大きく取り上げられる機会の少なかった3塔の生みの親、内藤多仲の功績や人物像に焦点を当て、塔の特 色や魅力を紐解く。 会場では、半世紀にわたる3つのタワーの変遷を建設過程や竣工時から現在までの外観・内観、展望台から見 える風景、塔を取り巻く人々などを収めた希少な写真資料や模型類で紹介。また、塔独自の土産や絵はがき、 歴代のパンフレツト等も展示している。 会場中央に設けた内藤多仲コーナーでは、多仲のサインが入った貴重な塔の図面や晩年の600m超のタワー案 なども見ることができる。さらに「耐震構造の父」として名を馳せた彼の業績を、耐震壁を用いた自邸などい くつかの作品例で紹介している。 また、会期中の来年1月26日(金)18時半からは、田中彌壽氏(早稲田大学名誉教授を迎え、「タワーの構造 設計〜塔博士・内藤多仲のもとで〜」と題して講演が行われる。参加希望者は電話(06-6733-1790)かFAX (06-6733-1791)で同ギャラリーまで。参加無料。
2006年12月07日
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