奥村組「第29回技術発表討論会」
開会式では、技術本部長でもある神原裕一副社長の開会挨拶に続き、奥村社長が挨拶した。奥村社長は「建設 会社の原点は技術力にあり、社会のニーズを敏感にキャッチアップし、優位技術を確保していくことができれ ば『技術の奥村』としての最大の武器になると考えている」と指摘。さらに「活発な議論を通じ、この会が全 社的な水準を高める契機、そして将来進むべき方向を見つめ直す契機として活かし、奥村組が誇れる技術の探 求へと繋げてほしい」と呼びかけた。 今回の報告では土木が「扁平型断面シールド工法の開発」や「鉄道営業線の地下線内二線同時切替工事」など 四件、また建築が「最新の杭関連工法開発(キャプテンパイル工法・新OMR/B工法)」や「東京三田ビル 免震レトロフィットの設計と施工」など四件のそれぞれ発表が行われた。また、ポスターセッションでは土 木、建築とも17題が紹介された。 そのほか、討論会では土木が「土木ルネッサンスへの挑戦」、そして建築が「建築新生プロジェクト」をそれ ぞれテーマに、活発な意見交換が行われた。
2006年12月13日
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