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大阪府のPFI

◇◇◇◆ 水緑健康都市小中一貫校整備等事業 ◆◇◇◇            UFJセントラルリースGに 落札額26億4991万円       大阪府がPFI事業で実施する「(仮称)水と緑の健康都市小中一貫校整備等事業」の落札者にUFJセント ラルリースグループが決定した。落札金額は26億49,911,632円(税抜き)で、事業は、建物完成 後に所有権を府に移転した後、事業期間中に維持管理業務を行うBTO方式。3月末までに本契約を締結し、 事業期間は平成40年3月末まで。                   BTO方式 平成40年3月末まで       落札者の決定は、応募2グループが参加して、総合評価一般競争入札で行われ昨年12月末に決定した。落札 者となったのは、ユーエフジェイセントラルリースを代表企業に、戸田建設大阪支店、NIPPOコーポレー ション関西支店、栗本建設工業、ビケンテクノで構成するグループ。予定価格は27億21,918,000 円。   審査は、入札価格による定量的審査と事業計画等の定性的審査の合計点数(100点)で行われ、UFJグル ープが89点、他のグループが81.10点となったもの。   同グループの提案は、「建築物を共に育み、学校教育の発展を通じて地域コミュニティに貢献する」を事業理 念に、高品質な建物を提供し、安全で快適な教育環境を確実に保ち続けることとしたほか、自主提案として、 リスクへの対応や徹底したシックスクール対策、顧客満足への対応と中小企業等との協力体制を上げている。 これら提案に対して審査委員会では、「豊富なPFI実績に裏づけられ確実な業務遂行が期待できる提案」と し、環境や安全性にも独自のノウハウを活かし、「中小企業等の協力体制や工程計画全体にわたりも細部に配 慮された提案が評価された」と講評している。   事業は、箕面市北部丘陵に長寿社会に対応したニュータウンとして建設する水と緑の健康都市(計画戸数2, 900戸)で、児童数の増加に伴い同市上止々美と下止々呂美の敷地面積約32,500?に、校舎棟RC造 2階延べ6,969?はじめ、アリーナ棟やプール棟のほか、高学年と低学年運動場、テニスコート、緑地、 駐車場等を整備するもの。   事業者は、VE提案に伴う設計変更や建設、工事監理の「施設整備業務」、設備の保安や安全管理などの「維 持管理業務」を行う。事業は、施設整備後に所有権を府に移転し、事業期間中に維持管理業務を行うBTO方 式。   今後、3月の議会決議に本契約を締結し、建設工事に着手、平成20年2月末に施設の引渡しを行い、同4月 に開校する。事業期間は平成40年3月末となっている。   なおこの事業は、昨年6月に落札者を決定したが、事業者が辞退したことから今回、再入札として実施したも の。     

2007年01月15日
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