日刊建設新聞社.com
ニュース | トピックス | 建設業株一覧 | マーケット情報 | 建設用語辞典 | 倒産情報 | 地図 | 建設業法
 
トップページ► トピックス

関空新滑走路に‘一番機’、国交省の検査機が初着陸

◇◇◆冬柴国交相が搭乗◆◇◇ 8月2日の供用開始に向け各種検査が行われている関西国際空港の第2滑走路 での飛行検査が始まり、3日、冬柴鐵三国土交通大臣が搭乗する同省の検査機 が初着陸を行った。今月から始まる飛行検査の一環として実施されたもので、 空港会社の村山敦社長ら関係者ら、が‘一番機’の着陸を見守った。 ※写真上:感想を語る冬柴国交相 ※写真下:検査機を前に記念撮影する関係者 飛行検査は、先月29日から実施されていた新滑走路の地上施設等の検査終了を 受けて行われ、冬柴国交相が搭乗し、東京から飛来したもので、空港では空港 会社の村山社長、宮本一会長、大阪航空局の武田洋樹局長、関西経済連合会の 秋山喜久会長、大阪府の太田房江知事ら関係者が出迎えた。 検査機は11時30分過ぎに無事ランディグを果たすと見守っていた関係者から拍 手が巻き起こった。平行誘導路に到着後、タラップを降りた冬柴国交相が出迎 えた関係者一人ひとりと握手を交わし、空港会社の職員から花束が贈られた。
到着後の会見で冬柴国交相は、「供用開始に向け、着実に準備が進んでいることを確認することができた」と 感想を述べ、順調に整備が進んでいることにより、「今年開催される世界陸上や華商大会など国際イベントで この滑走路が活躍すると思う」とし、特に東南アジアの活力を取り込み、「経済成長を維持するための玄関口 であり、世界的な拠点として離陸することを嬉しく思う」とその役割に期待を寄せた。 滑走路の印象では、「国際空港では日本唯一の24時間空港で、2本の滑走路を備えて真の24時間空港となる」 と語り、初着陸については「一生忘れられない経験」としたほか、今後の整備については、2004年の財務省と 国交省の合意を踏まえ、推移を見守っていきたい―とした。 また村山社長は、初着陸を「エポックメイキングな日となった」としながらも、今後は、「供用開始に向け万 全の準備を整え仕上げていきたい」と新たな決意を見せた。 第2滑走路では、先月29日から1日まで、滑走路や誘導路、航空灯などの地上施設の検査が実施され、今月か ら飛行検査を行うもの。検査終了後は、国交省から合格通知が出され、それを受け空港会社では供用開始日の 届出を提出し、6月上旬には国交省がAIP(航空路誌)を発行、世界各国への周知期間を経てオープンを迎 えることとなる。
2007年02月06日
▌トピックス
| Operation | 利用規則 | プライバシーポリシー | Connect |
Copyright c 2024 nikken-times.com All rights reserved.