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第3回関西みちフォーラム、今後の道づくりのあり方探る

◇◇◆鼎談やシンポジウム・一般市民ら約600人が参加◆◇◇ 関西みちフォーラム実行委員会(事務局=大阪府都市整備部交通道路室道路整備課交通計画グループ内)の主 催による「第3回関西みちフォーラム」が3日、大阪市阿倍野区の阿倍野区民センター・大ホールで開催さ れ、一般市民ら約600人が参加した。近畿地方整備局、社関西経済連合会、大阪府らの後援。 このフォーラムは、世界遺産登録などで注目を集める「街道の魅力」や、大陸との文明文化を伝える役割を果 たしてきた「みちの歴史」などの視点から、これからの関西のみちづくりのあり方について、各界の有識者を 招いて参加者とともに議論を深め、考えていこうというもの。 13時から始まったフォーラムでは、最初に主催者を代表して大阪府の丸岡耕平・都市整備部長が開会挨拶し、 世界遺産に登録されている熊野街道などの例を示しながら「みちの果たしてきた役割や使命について再認識 し、今後のみちづくりを皆さんと一緒になって考えて生きたい。そして、このフォーラムが実りあるものとな るように」と期待を寄せた。 引き続き、第1部として直木賞作家の難波利三氏、国土交通省国土地理院長(前近畿地方整備局長)の藤本貴 也氏、毎日放送アナウンサーの柏木宏之氏による鼎談「大道(みち)の役割 悠久の時へ想いをはせる 」が 行われた。鼎談では、みちの昔と今を考えるとともに、今後の関西の魅力向上につながるみちについて話し合 われた。 この中で、難波氏はみちにまつわるエピソードとして、著書の「私の大阪散歩」を紹介しながら「竹の内街道 を歩いて大阪と奈良の境の峠を越えると奈良の街が一望できる。そのみちが今も昔の面影が偲ばれ、印象に残 っている」と話した。そして「みちは人間のためにある。自分たちのものだという意識を持つことが大事」と 指摘した。 また、藤本氏は、昔の街道が現在の高速道路のルートとほぼ同じであることを紹介し、いかに人々の生活とみ ちが古くから関わってきたかを説明した。そして、全国街道交流会議をはじめとするさまざまな取り組みを紹 介するとともに「みちには自然、歴史、文化が集約されている。こうしたみちが持つ役割を生かした地域の活 性化が必要」との考えを示した。 この後の第2部では、柏木アナウンサーをコーディネーターに、NPO法人ゴダイ理事長の石井聖美氏、奈良 大学文学部国文科教授の上野誠氏らによるパネルディスカッション「地域・時代(とき)をつなぐみちづく り」が行われ、地域の魅力発信のための街道の復古・再生や人々が交流するみちづくり、地域をつなぐ道路ネ ットワークのあり方などについて意見が交わされた。 フォーラムではこのほか、各地の街道などで活動している団体や協賛団体によるパネル展が開かれ、活動内容 を来場者にアピールした。

2007年02月14日
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