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ケーソン足場に絵画を掲示、近畿整備局・大本組がイメージアップへ

◇◇◆地元小学生が描く◆◇◇ ケーソンの足場に絵画―。近畿地方整備局が建設を進めている神戸港ポートア イランド(第2期)地区高規格コンテナターミナルで、岸壁本体として六甲ア イランドで製作が行われているケーソンの足場に9日、地元小学生が描いた絵 画4枚が取り付けられた。同事業並びに土木工事へのイメージアップを図るた めのもので、6月下旬頃まで掲示される。この取り組みは、ケーソン製作工事 を担当する(株)大本組が、無機質で殺風景になりがちなコンクリート構造物 に対して、少しでもソフトな雰囲気を持たし、同事業に対する一般市民らへの 理解を深めてもらおうと発案したもの。絵画は地元の向洋小学校の児童が身近 なものを題材に描いたものの中から、夢のあるものを選んだ。 掲示されたのは、「ゆめの木」「リコーダーを吹く友達」「お気に入り、大集 合」「マイ愛 ランド」の四点。いずれも縦9m、横6.5mの看板用シートに 拡大し、製作中のケーソン足場に取り付けられた。取り付け作業は、9日の9 時から近畿地方整備局の職員並びに作業所の井上栄二所長らが見守る中、作業 員によって行われた。
ケーソンの製作は、「神戸港ポートアイランド(第2期)地区岸壁(16m)ケーソン製作工事」として全7函 を製作。工事は昨年11月10日に着手された。ケーソン一函の規模は、高さ18.3m、幅14.9m、奥行き18.2mの もの。製作は七函同時に行われており、現在の進捗率は90%で、工期は3月20日。これまで1万1,750時間に 及ぶ無事故・無災害記録を継続中。 また、神戸港高規格コンテナターミナル事業は、ポートアイランド第二期地区PC−18に、神戸港では初めて となる 16m、延長400mの大水深岸壁で、神戸港と大阪港が「阪神港」として連携するスーパー中枢港湾の 核として、国土交通省が直轄事業で整備するもの。工事は昨年11月から開始され、現在は地盤改良工事が行わ れている。 なお、絵画はケーソン完成後は本体に取り付けられ、6月下旬まで掲示される。
2007年02月21日
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