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京都市、JR嵯峨嵐山駅の自由通路と橋上駅舎のデザイン決まる

◇◇◆新しい「和」の風景・2008年度の完成めざす◆◇◇ 京都市では、JR嵯峨嵐山駅の自由通路の新設と駅舎の橋上化、駅周辺の広場 及び道路等の整備を進めているが、このほど自由通路及び橋上駅舎のデザイン が決定した。この整備は、現在、地域が駅により南北に分断されている同駅に おいて、駅南北地域の往来を可能にし、駅利用者の利便性向上を図るもの。
また、2008年度の完成に向けて進めている工事についても、駅舎機能を仮駅舎に移転して4月から既存駅舎を 撤去し、自由通路、橋上駅舎の建設工事を開始した。設計はジェイアール西日本コンサルタンツ、施工は大鉄 工業が担当。 今回のデザインのコンセプトは「歴史と自然あふれる嵯峨野の風景となる駅」。JR嵯峨嵐山駅周辺は、日本 有数の観光地であり、自然に囲まれた中に昔ながらの建築物が建ち並ぶという風景が特徴となっている。この ため、新たな嵯峨嵐山駅がこの「風景」のひとつとなるよう、地域にふさわしいデザインとしている。具体的 には、天龍寺や大覚寺などの歴史と伝統ある寺社建築の象徴である切妻屋根を正面に配し、白壁や格子、木組 み(柱)を割り付けるなど、「和」を基調とした建物となっている。 自由通路は延長85m、幅員5mで、エスカレーター2基、エレベーター2基を設置。工事費は7億9,800万 円。また、橋上駅舎(事業主体はJR西日本)は延べ床面積930?で、エスカレーター2基、エレベーター2 基、トイレ一カ所を設置する。工事費は10億6,100万円。 京都市 http://www.city.kyoto.jp/koho/ind_h.htm
2007年04月13日
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