熊谷組関西支店の安全大会、休業災害ゼロの達成を

（株）熊谷組関西支店（田中修市・常務執行役員関西支店長）の「第71期安全衛生大会」が12日、大阪市西 区の建設交流館で開催され、参加者は新たな決意で労働災害の絶滅を誓い合った。熊谷組安全衛生協力会関 西支部との共催。大会には、田中支店長をはじめ来賓、同社社員、協力会社の代表ら約260人が参加。冒頭、 同社の大田弘・取締役社長の訓辞がビデオで披露された。この中で大田社長は、安全大会の趣旨を説明する とともに、来年の１月に熊谷組が創業110周年、会社設立70周年を迎えることを紹介しながら「大事な節目の 年に休業災害ゼロを達成することが、最大最高の歴史的勲章、110周年の金字塔」と強調し、安全活動の一層 の充実を訴えた。 続いて安全衛生表彰式が行われ、社長表彰の受賞者が紹介された後、支店長表彰として優秀賞をはじめとす る各受賞者に、田中支店長から賞状が贈られた。 引き続き、挨拶に立った田中支店長は、関西支店として１件の休業災害を発生した昨年の反省を踏まえなが ら「決めたこと、決められたことを確実に実行することが大事」と指摘。そして「今年こそは休業災害ゼロ の達成をめざし、私自身が先頭に立って皆さんと心を１つにして安全活動に取り組んでいきたい」と力強く 決意を述べた。 この後も大会では、本社の野中格・安全環境統括部長の挨拶、大阪労働局の松下和彦・労働基準部安全課安 全課長による来賓挨拶、高岡義敬・安全衛生協力会関西支部長の活動方針の説明、ＪＲ東海地震対策室顧問 の高橋嘉彦氏による特別講話などが行われた。

2007年04月17日