関空２期イベント・みんなでつくった空港島 クルージングら約3,500人が参加

◇◇◆土工協関西の重機展示も◆◇◇ 関西国際空港用地造成?の主催によるイベント‘みんなでつくった空港島’ が９日、二期空港島内で開催された。８月２日の第２滑走路オープンを記念 して実施されたもので、クルージングや重機展示などの各種催しが行われ、 地元住民ら約3,500人が参加した。 関西国際空港２期建設協力会、（社）日本土木工業協会関西支部の共催。イ ベントは２期空港島南端を会場に行われた。クルージングでは、まりーんふ らわ二号とクイーンぼうぜ号の２隻で、１期島から２期島を巡回するコース で行われ、参加者は飛行機の利発着の様子や２期島の護岸などを船上から眺 め、記念撮影などを楽しんでいた。 会場では、消波ブロックによる空港島における藻場環境育成の役割を紹介す る展示コーナーと、実際のブロック20基にメモリアルコメントを自由に書き 込む落書きコーナー、環境への取り組み紹介と、海岸植物の再生と保護を目 的に増殖育成している海岸自生植物の苗の配付なども行われた。
一方、土工協関西では、同協会が展開している「100万人の市民現場見学会」の一環として、実行員会メンバ ーらが、土木事業と建設業が果たす役割に理解と関心を深めてもらうためパンフレットなどを配布するとと もに、福引による記念品の贈呈などを実施。 また、２期空港島埋立・造成工事で使用した46トン重ダンプはじめ、10立方ｍホイールローダー、38トンブ ルドーザー、35トン震動ローラの大型重機とＧＰＳ搭載の測量バギー車を展示した。
2007年06月13日