大阪府・幹線道路まちづくり調査業務 昭和を優先交渉権者に

◇◇◆第２京阪道路の約170ha◆◇◇ 大阪府が、第２京阪道路の沿線地域でのまちづくりを促進するため実施していた「幹線道路沿道まちづくり 調査業務受託者選定競技」でこのほど、昭和（株）大阪営業所を優先交渉権者に選定した。第２京阪道路沿 いの地域で計画的なまちづくを行うにあたっての基礎的な検討を行うもの。 ６月に行った技術提案書の受付には四者が応募し、ヒアリングを経た後、住宅まちづくり部建設コンサルタ ント業務等受託者選定審査会市街地整備部会で、優先交渉権者と次点交渉権を選定したもの。次点交渉権者 には協同組合都市設計連合が選ばれた。他の参加者は、市浦ハウジング＆プランニングと都市・計画・設計 研究所の２者。 評価項目は、総括責任者と主任技術者の資格や経験、実績と、同種類似業務の実績の有無、過去の成果評価 などの提案者の調査実績及びその調査をもとに実際の事業につながった事例、業務への提案として、提案内 容の実現性・的確性・独創性と調査上の配慮事項、取組姿勢、理解度ーなど。 事業の対象となるのは、第２京阪道路沿道地区の門真市、寝屋川市、四條畷市、交野市、枚方市に係る約 170haの地域。これら地域での、民間事業者の土地利用（進出）ニーズ及び地元の土地活用ニーズとのマッチ ング条件を整理することで、計画的なまちづくりが促進されると見込まれることから、企業情報（ニーズ） の把握やマッチング条件を整理するための基礎的な検討を行う。 調査業務は、企業情報（企業ニーズ）の把握と事業成立性の検討、地区ごとのコンセプト・まちづくりビジ ョンの作成、課題整理の四項目。府は今後、優先交渉権者と詳細協議を行う。委託期間は2008年３月21日ま で。業務委託料は490万円の範囲内としている。

2007年07月04日