奥村組 再生骨材RCの適用拡大

5〜13・8?の場所打ち杭29本のうち23本(395立方?)にMクラス再生粗骨材を用いた再生粗骨材 コンクリートを、他の6本(55立方?)には細骨材にもMクラス再生細骨材を用い、すべての骨材を再生材 とした再生細粗骨材コンクリートを使用。 また、基礎スラブ・フーチング(616立方?)には再生粗骨材コンクリートを使用した。再生骨材は、東京 都町田市にある武蔵野土木工業?で、再生骨材コンクリートは横浜市にある関東宇部コンクリート工業?神奈 川工場でそれぞれ製造し、現場に供給した。 一方、事務所ビルはS造8階建て(建築面積762・78平方?、延べ床面積5、832・47平方?)で、 捨てコン(30立方?)に再生細骨材コンクリート及び再生粗骨材コンクリートを、基礎スラブ・フーチン グ・基礎梁(350立方?)に再生粗骨材コンクリートを使用した。 また、上部スラブ(150立方?)の一部には、Hクラス再生粗骨材を用いた再生骨材コンクリートを使用。 再生骨材は大阪府枚方市にある?京星で、再生骨材コンクリートは兵庫県伊丹市にある?関西宇部伊丹工場で それぞれ製造し、現場に供給した。 今回の2物件で、場所打ち杭及び基礎部分に適用し、フレッシュコンクリートの性状、圧縮強度の発現状況、 施工性ともに良好な結果を得た。これによって、Mクラス再生骨材を使用したコンクリートが通常のコンクリ ートと同様、構造体にも適用できることが確認できた。 同社では今後、この実績をもとに再生骨材コンクリートの適用を拡大するとともに、リサイクル推進に積極的 に貢献していく方針。
2007年07月20日
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