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魅力ある建設業再生へ、世界に通用する強力な企業群を

    土木学会論説コラムに鉄建建設の山本会長が論文掲載       社土木学会(石井弓夫会長)は、第3回論説コラムで、山本卓朗論説委員(鉄建建設会 長)の「誇りを持って建設業を語る」と題した論文をホームページに掲載した。 同コラムは今年6月に開設したもので、土木技術者の責務として、社会基盤整備のあり 方・重要性・国際社会における我が国の貢献、地球環境・地域環境保全に対する土木技 術者の役割など、土木を取り巻く様々な問題をタイムリーにとり挙げ、「論説」として 広く社会に発信するのが目的。
山本委員は、今回の論説コラムで、まず、かつて多くの若者が映画「黒部の太陽」(石原裕次郎・三船敏郎主 演)を見て土木を目指し、その人たちがいまでも建設業の幹部として活躍している現状を紹介。 いまも「科学技術の進歩は、土木の世界にも大きな変革をもたらしている」として、「若い土木技術者のチャ レンジを持っている新領域が着実に広がっている。 土木の本来的な魅力は、時代が変わっても不変。土木を目指す若者にとって魅力ある建設業に再生すること は、さほど難しいことではないだろう」と記している。 また、建設業の談合にもふれ、「旧態依然としたシステムを温存することが許されないのは言うまでもない」 とし、トップクラスの建設企業がリードする形で「古いしきたりからの決別に向け、大きく舵を切った」こと を高く評価。 これを契機に「魅力ある建設業を目指した活発な議論が行われることを強く期待したい」と強調し、その議論 すべきポイントの第1に「企業再編を恐れず世界に通用する強力な企業群を作り上げること」を挙げた。 さらに建設業の将来ビジョンの要には、「歴史文化を踏まえた国づくりという視点をしっかりとらえなければ ならない」と指摘している。
2007年08月22日
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