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近畿整備局が投書で「粗雑施工」を確認 国道26号金熊寺川橋他耐震工事

今年3月9日に完成した近畿地方整備局大阪国道事務所発注の26号金熊寺川橋他耐震工事で、「粗雑施工が 行われた」との匿名の投書が10月23日に同事務所に寄せられた。指摘内容について調査していた同事務所は 6日、監督職員に無断で不用(ルーズ)穴を開けた鋼製受け台(ブラケット)を設置し、塗装により隠蔽す る不誠実な粗雑施工行為が確認されたことを明らかにした。今後、鋼製受け台の取り替えを行うとともに、 早急に同工事全ての鋼製受け台を点検調査し、請負業者である深井建設?の処分も検討する。 匿名投書の主な内容は「金熊寺川橋の鋼製受け台(ブラケット)は、すべてルーズ(不用)穴がなされてい る」「新規穴は現場で開けられるものです」というもの。粗雑施工カ所の数量は10月31日現在、金熊寺川橋 の鋼製変位制限装置12カ所(24個)となっている。 同事務所が調査した事実は ?変位制限装置工で、鋼製の受け台を工場製作し、現場で設置する際、請負業者の施工手順のミスからあら かじめ設置していたアンカーボルトの位置と鋼製受け台のボルト穴が合わないことが判明した ?この事実を発注者側監督職員に報告することなく、鋼製のベースプレート(鋼板)に新規穴を現場で開 け、さらに不用となった穴をシール材(エポキシ樹脂)で埋め、その上をメッキ色と同色の塗料を塗り、外 見からは分からなくするように隠蔽していた ?投書後に監督職員が現地で鋼製変位装置の粗雑施工の内容を一部確認した ?同事務所は深井建設から「金熊寺川橋の鋼製受け台において、すべてに粗雑施工がある旨」のことを確認 した―としている。 同事務所は、この粗雑工事で地震時に橋台からの落橋はないものの、橋製受け台が損傷し橋梁に横ズレが生 じる可能性があるという。今後、早急に対策を講じる方針。 同耐震工事の施工場所は泉大津市板原から阪南市鳥取中。工期は2005年12月13日から2007年3月15日で、深 井建設が1億1,991億円で落札した。主な工事は落橋防止装置工、変位制限装置工、橋梁舗装工、情報BOX 工。

2007年11月07日
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