大商・中之島線視察会 運輸、建設・資材部会の100人が参加
この後、京阪電鉄中之島新線建設部の向井寛行部長による事業概要説明などを受けた後、中之島高速鉄道 (株)の職員らの案内により現場を見学。現場では、中野島駅の渡り部から渡辺橋駅までのシールドトンネ ル区間を往復。駅部での内装工事や軌道敷設工事など、職員からの説明を聞きながら各作業工程をつぶさに 見て回った。 中之島線は、中之島から京阪天満橋駅までの延長約2.9?の路線。京阪淀屋橋以西の「鉄道空白地帯」の解消 を目指して、大阪府並びに大阪市、京阪電鉄など民間事業者らにより設立した第三セクターの中之島高速鉄 道?が、第三種鉄道事業者として施設を建設・保有し、京阪電鉄が第2種鉄道事業者として列車運行サービ スを行う。 工事は、全7工区で2003年5月に着工。このうちシールド区間は4工区で東・西行きの2本を単線並列トン ネルとして、内空径6.2mを泥土圧式シールド工法で施工。2006年10月31日に掘進を開始し、先月31日に最終 シールドが貫通、全工区がつながった。現在の進捗率は約60%強となっている。
2007年11月12日
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