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京都市の小規模特養老人ホーム「こぶしの里サテライト今宮」が開所

京都市では、2006年3月に策定した「第三期京都市民長寿すこやかプラン」 に基づき、介護保険制度の円滑な運営に努めるとともに、地域の特性に応じ た介護サービスの提供のための基盤整備など、各種政策の拡充を図ってい る。こうしたなか、社会福祉法人七野会を設置・運営主体として建設が進め られていた小規模特別養護老人ホーム「こぶしの里サテライト今宮」(京都 市北区紫野大徳寺町35−2)がこのほど完成し、2月1日に開所した。同施 設の定員は20人。
建物はRC造地下1階地上2階建て、延べ床面積1,271.41?のスケール。施工は公成建設(株)が担当し た。小規模特別養護老人ホームは、今後増加が見込まれる認知症高齢者や中・重度の要介護者に対応するた め、2006年4月の介護保険制度改正に伴って制度化された地域密着型サービスの1つであり、定員が29人以 下となっている。 今回の「こぶしの里サテライト今宮」は、従来型特別養護老人ホーム「原谷こぶしの里」の個室化改修を前 提に、その入所者の1部を受け入れるサテライト型の特別養護老人ホーム(全室個室かつユニットケア型) として整備されたものであり、小規模特別養護老人ホームとしては市で2か所目の施設となる。これに伴う 市内特養定員の増加は10人分に。また、同施設には、原谷こぶしの里デイサービスセンターから移転してき た認知症対応型デイサービスセンターを併設している。 なお、同施設の開所により、特別養護老人ホームは全市で56施設、定員4,213人となる。
2008年02月06日
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