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京都市「嵐電天神川」駅が開業

 太秦天神川駅周辺整備事業の一環  京都市が、地下鉄東西線(二条から太秦天神川間)の延伸に伴い、2002年から「太秦天神川駅周辺整備事 業」の一環として整備を進めてきた京福電鉄の新駅「嵐電天神川」駅が完成し、28日に開業する。新駅(京 都市右京区太秦下刑部町・府道二条停車場嵐山線三条通内)は、嵐山本線「山ノ内」駅から「蚕ノ社」駅間 (「蚕ノ社」駅より東約280m)に設けられ、地下鉄東西線「太秦天神川」駅及び右京区総合庁舎にも隣接し ている。直近の嵐電の新駅開業としては、昭和31年(1956年)の「鹿王院」駅以来52年ぶりとなる。 施設概要は、三条通の中央に相対式の停留場(ホーム)2面を設置。ホーム及びスロープ延長約46m(うち ホーム35m)、ホーム幅員約2.2m、上屋延長約46mというもの。新駅と主な駅との所要時間は、嵐山駅まで が約12分、四条大宮駅までが約10分、北野白梅町駅(帷子ノ辻駅乗換)までが約20分となっている。 今回の「嵐電天神川」駅の開業により、地下鉄東西線と嵐電が結節するため、京都市内の鉄道東西軸が一層 整備され、京都を代表する観光地である嵯峨・嵐山と東山を、さらには京阪電鉄大津線を経由して琵琶湖へ と、鉄道ネットワークが飛躍的に拡大する。事業費は約6億4,300万円(京都市負担額約6億1,600万円)。 施工は竹中土木が担当した。 なお、新駅開業後は軌道ブロックの敷設替え等の工事を行い、西側車道及び歩道等を整備し、2008年8月末 に三条通の工事が完了の予定。

2008年03月24日
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